ミニマリストしぶ
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本名は「澁谷直人(しぶやなおと)」
1995年生まれの26歳、福岡県出身。
現在はMinimal Arts 株式会社の代表として活動中。
進学校を卒業後に浪人するも、大学進学を断念
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フリーター生活の最中、ミニマリストに目覚める
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”Minimalist”の代表として独立。
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持ち物全てをキャリーケース1つに詰めて「旅しながら暮らす」を実現
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旅に疲れて、福岡にある4畳半の家で「小さな暮らし」をスタート
「欲しい物は何でも手に入る」そんな裕福な家庭で育った、元マキシマリスト
いきなり金持ち自慢か?と思われるかもしれません。
ですが、僕がミニマリストになるにあたって家庭環境から大きな影響を受けているので、包みなくお話させていただきます。
家族は僕・妹・母・父の4人。
専業主婦の母とデイトレーダー(投資家)の父の元で育ちます。
僕が育った家庭は割と裕福で、周りからも「お金持ちのボンボンだね」と言われるくらいにはチヤホヤされていました。
僕自身はゲームが大好きだったので、毎週のように新作ソフトを毎家でずっとゲーム。
▼ゲームの中でも特にオンラインゲームが大好きで、時間さえあればずっとパソコンのある自室に引きこもっていました。
お小遣いやお年玉も全てゲームに課金していた位で、自分のキャラクターを複数同時に操作するためにパソコンを3台用意。
小学生のくせにノートパソコンを持ち歩いて、旅行先でもゲームをしていました。まさにネトゲ廃人。
▼昔ほどではありませんが、ミニマリストになった今もゲームとは適度に付き合っています。
ニンテンドースイッチは良い物。
そして、有難いことに親はとにかく放任主義。
ゲームしかりパソコンしかり、習い事しかり。
とにかく「これが欲しい!」「これがしたい!」と言えば何でも叶えてくれる、甘い家庭で育ちました。
それでいて物が多い家庭だったので、ミニマリストならぬマキシマリストだったと言えます。
▼とにかく物が多い。家が無駄に広いせいでゴミ置場として使われている死に部屋がたくさんありました。
▼こちらも使われていないスペース。あたり一面ゴミゴミゴミ。
▼学習用の自室も使われていない教材であふれていました。
(これは勉強嫌いで、掃除ができない自分のせいですが…笑)
自己破産をきっかけに両親が離婚。とにかくお金がない、欲しいものが買えない。
中学校進学の時期と同時に、父親の自己破産が原因で両親が離婚。
離婚後は母親の元に移りましたが、養育費も一切無しでパート暮らしの母が子供が2人を育てていました。
だからまぁ、とにかくお金がない。
お金に困らない生活から一変、突然お金のない状況になってしまいました。
「昔は好きな物が何でも手に入って幸せだったのに、貧乏になったせいで欲しい物も満足に買えない。僕はなんて不幸なんだろう」
思春期真っ盛りということもあり物欲もみなぎっていたのに、なかなか贅沢病も抜けず。
この時期はとにかく「金金金」とお金のことばかり考えていました。
お小遣いも一切貰えない、だけど欲しい物はどうにかして手に入れたい。
インターネット回線や携帯の料金も自分で払う必要があったので、自分で稼ぐしかない。
だから「とにかく出費を抑えつつ、お金も稼がないと」といかに安く契約するかを調べたり、趣味だったカードの転売でお金を稼いで、自分へのお小遣いにしていました。
現在もブログで細かな節約術が書けているのは、この頃の経験が役に立っているのだと思います。
▶︎月額の通信費を10400円→5000円に節約した具体的な方法
「お金を稼ぐには学歴だ!」進学校で受験勉強に没頭した高校時代
「欲しい物を手に入れるために、幸せな人生を送るためにはまず金だ。
将来お金に困らないで済むように、レベルの高い高校へ行けるようにとにかく勉強しよう!」
中学時代は勉強に没頭して、高校は中高一貫の進学校へ進みました。
父親が就職せずに、家の中でずっとパソコンと向き合っている姿を見て育ったからでしょう。
「俺は真っ当に企業に就職するために、学歴をゲットして、大企業に入って、安泰と高収入の両方を勝ち取りたい」
そんな強い執念があったんですね。
そんなこんなでセンター試験当日。
文系でも総合順位1桁を維持でき、第一志望の学校もA判定が出ていた僕。
だけど、やらかしました。
試験中に何度もトイレに駆け込むくらい激しい下痢(数日後にインフルで寝込む)で受験は大失敗。
「だったらもう1年勉強してもっとレベルの高い学校を目指してやる。超高学歴人間を目指してやる!」
レベルの高い学校に行けるチャンスが生まれたので、受験に失敗した当初はむしろラッキーくらいに思っていましたね。
人生諦めモード。2浪してフリーターになる
見出しの通り、2年間も浪人したのに大学に進学せずフリーターになりました。
一度受験に失敗しているくせ、「なんだかんだで受かるでしょ笑」とかなり楽観的。
アイドルのおっかけをしていたり、娯楽費を抽出するためにアルバイトもしていました。
そりゃ受からんがな…笑
おまけに高いプライドが更にエスカレートして、第一志望の大学以外は行かないと頑固になっていました。.
もう手のつけようがないクズです。
2浪が終わった時点で大学進学どころか人生諦めモード。
「3浪してまで大学に行こうなんて気力もないし、とりあえず実家に住みつつアルバイトでもするか。まぁどうにかなるだろう。」
そんな甘い考えのまま、毎日を呆然と過ごしていました。
フリーターを続けている最中「ミニマリスト」の存在を知る
実家にいながらフリーターを続けていた僕ですが、実家を出て1人暮らしがしたいと思いが強くなりました。
「どうしても1人暮らしがしたい。でもフリーターの僕が1人暮らしをしたら生活がカツカツで面白くなさそうだな…」
「だったら、どうにか生活費を下げて1人暮らしする方法はないかな」
そんなことを考えていた2014年の冬。
Googleで「冷蔵庫 なし」という検索ワードで調べて僕の人生が一変したのです。
冷蔵庫を持たないどころか、電子レンジや洗濯機、テレビなど一般的な家電や家具を一切持たずに生活している人のブログにたどり着きました。
しかもその記事を書いているブロガーさんは、日本と海外を交互に移り住むために「極限まで物を持たない”ミニマリスト”」を名乗っていました。
これが僕にとって、人生初のミニマリストとの出会いです。
とにかくお金を稼いで物質的に豊かになれば幸せになれると思い込んでいた僕に「物では幸せになれない」という当たり前のことに気づかせてくれました。
こんなに少ない持ち物で、少ない生活費で生活できるなんてすごい。
これなら俺も1人暮らしできるようになるかも。
ミニマリストという生きたを知った僕はすぐさま、持ち物や部屋の家具をバッサバッサ処分していきました。
6畳ワンルーム、毎月6万円で暮らす生活費ミニマリストに
幼い頃、物だらけの家庭で育った僕にとってミニマリストの価値観はとても輝いて見えました。
ミニマリストの価値観に惹かれた僕は、とにかくたくさんのブログ記事や本を読みあさったり、ミニマリストブロガーさんに連絡を取って直接お会いしました。
それがきっかけで自分自身も情報発信をしたいと思い、ブログを書くようになったんです。
そして今では、日々の生活や断捨離の過程をブログに公開した副産物として、生活費を賄えるほどの広告収入が頂けるようになりました。
これもミニマリストになる過程で無駄な生活費を削減できるようになり、身軽なライフスタイルを実践できるようになったからこその結果だと思っています。
金髪になり「旅しながら暮らす」をスタート
「髪も色素もいらない」
そんな悪ノリが生じて、金髪坊主のミニマリストに。
▼そして金髪になった直後に「全国を移動しながら暮らしたい」という憧れを果たすために、持ち物全てをキャリーケース1つに納めました。
参照:旅して暮らすミニマリストがキャリーケースに詰めた94個の持ち物リスト
その後、日本各地のシェアハウスやゲストを寝泊まりし、「家を所有せず共有する」ライフスタイルを実践。
6ヶ月に渡って、日本各地を移動していました。
福岡→東京→高知→東京→京都
→名古屋→福岡→札幌→東京→静岡
→金沢→富山→岐阜→名古屋→大阪→兵庫
→広島→福岡→鹿児島→福岡→東京→福岡
「旅」に疲れて、4畳半の家に引っ越す
ミニマリストになり、憧れの「旅して暮らす」を実現するも、理想と現実のギャップに疲弊してしまいました。
やはり、「旅」と「暮らし」を両立させるのは、相当なエネルギーが必要と気づきます。
1度遠回りをした結果「やっぱり自分の家は必要だ」と、福岡にある4畳半の家に引っ越します。
現在は「Minimalist」の代表として活動中
“Minimalist”代表の、個人事業主として働いています。
主に「ミニマリストの価値観を広める」が事業になります。
- ブログ・Youtube・各種SNSなど、メディアを使った広報活動
- 外部メディアのライター
- 雑誌・TV出演・イベント登壇
etc…
僕がミニマリストになり、物を減らして幸せになれたように、
もっとミニマリストの良さを広めて、多くの人にミニマリストの価値観を知ってもらいたい。
そのために当ブログでは、少ない持ち物で生活するために必要な考え方や、無駄な支出を抑えるための節約術など「より少なく、しかし良く」という考えのもとに、ブログやSNSで情報発信しています。
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