最終更新日: 2017/10/12

【ミニマリストの部屋の中2】静岡の会社員「カネコトシヒロ」さんのダメ人間サヨナラ部屋

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」

「自分にとって必要最低限の持ち物だけで生活する」

そんな持ち物に対して一層こだわりの強いミニマリストの部屋はどのようになっているのか。

題して「ミニマリストの部屋の中」。

当企画の第2号として、静岡に住む会社員「カネコトシヒロ」さんに取材させて頂いた。

 

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「カネコトシヒロ」さんのプロフィール

静岡にある1DK(6.8帖)の賃貸アパートにて暮らす、アラサー会社員。

クレジットカードで破産しかけたり、食生活の乱れで激太りした過去がある。

そんなダメ人間な自分を変えるため、 きちんと整った生活ができる人間になるために、 ミニマリスト生活を始める。

今回の取材がきっかけでスタートしたブログのタイトルも「ダメ人間ミニマリストの生活」になっていることから、自分を矯正したいという強い意思が伺える。

 

ダメを解消するための部屋

僕がこの部屋を見た時の第一印象は「持つべき物を持っている」。

僕もしかり、ミニマリストにはガラーンとした部屋が好きな「何もないのが気持ち良い」といった人種が居る中で、

カネコさんの部屋は、ほどよく物が揃っているという印象。

 

デスクに設置しているのはスタンドライト、iPadの2つ。

心地よい余白と、黒で統一されたモノトーンはミニマルそのもの。

 

デスクの隣には全身ミラーとクローゼットが並んである。

カネコさんの持ち物の中でも「服」が特に少なく、仕事用のスーツと私服が上下1着ずつのみ。

平日はスーツで、土日も家に引きこもっていることが多いため、プライベートの私服は1着で十分なのだという。

 

こちらはクローゼットの衣装ケース内。

肌着やタオル類も全て”黒”で統一されており、きれいに整頓されてある。

 

こちらは部屋の反対側。

押入れと、折りたたみで使用できるローテーブルが置いてある。

 

ローテーブル周辺には、コンセント周りと家電も。

ローテーブルは主に来客用と、洗濯物を畳む際の台として使用。

 

コンセント周りのケーブル類をカモフラージュするために箱を設置。

隠さずに置いてあるのは、持ち歩きで使うモバイルバッテリー。

 

続いては押入れの中。

押入れの中も綺麗に整理されてあり、主に日用品と寝具が収納されている。

 

クローゼットしかり、衣装ケース内の整理がとても上手いカネコさん。

小分けケースの使い方が参考になる。

 

先ほど紹介した折りたたみのローテーブルは来客時に使うだけなく、デスクの上に置いて「スタンディング化」するためにも使う。

写真はスタンディングで洗濯物を畳んでいる様子だ。

玄関には3足の靴すべてが置いてある。(右の1足は僕のもの)

仕事用とプライベート用で必要最低限だけ揃えているので、靴箱を使わずとも十分だ。

 

そして玄関そばにはドラム式の洗濯乾燥機を設置。

「干すのが面倒な洗濯物を、乾燥まで全て自動化して済ませたい」と購入したもの。

写真に映ってはいないが、洗濯機のすぐ右にはクローゼットが置いてあり、日常使いを考えた配置になっている。

参照:洗濯機はクローゼットのそばに置くべき物

 

こちらはキッチン。

置いてあるのは布巾と7つの保存用パックだけ。

保存用パックが7つ用意されてあるのは、1週間ぶんの献立を分けて保存するためだ。

 

一見、自炊が多そうなカネコさんだが、現在は外食がメインとのこと。

外食から自炊に切り替えるためにと、食器や調理器具も自分1人用と最低限のみ用意した。

食器類をすべて”白”でまとめてあるので、清潔感がある。

 

キッチンの下はゴミ箱を収納するスペース。

キッチン下をまるまるゴミ入れとしてカモフラージュする芸当は、物が少ないミニマリストならでは。

僕もこの方式を採用している。

 

「カネコトシヒロ」さんにQ&A

Q1 冒頭の写真から、カネコさんだけ逆光なのウケますね。ダメ人間が隠しきれてないんじゃ?

・・・

 

Q2 洗濯乾燥機があるのに、あえて洗濯カゴを用意している理由はあるんですか?脱いでそのまま洗濯機に入れれば良いのでは?

・・・言われてみれば確かに。

本当に必要か、見直してみようと思います。

 

Q3 好きな食べ物は何ですか?

マクドナルドとジョリーパスタ。

太る食べ物が好きですね笑

 

Q4 ミニマリストになった理由が「ダメ人間を直す」と聞きましたが、元々はどんな経緯でミニマリストを知ったのですか?

元々、整頓された綺麗な部屋に憧れはありましたが「最小限のモノで生活する」という考えは全くありませんでした。

しかし、勤めていた職場を辞めたことをきっかけに「もっと身軽になりたい」「シンプルに暮らしたい」という気持ちが芽生え始めました。

そんな中、ネット検索していく中で『ミニマリスト』という言葉に出会いました。

そして、テレビで佐々木典士さんの部屋を見て衝撃を受け、ミニマリスト的な考え方や部屋づくりが加速していき、今に至ります。

 

Q5 ミニマリストになった今、これからの展望はありますか?

綺麗な部屋を維持できるようにはなったので、お金、時間、食事、体型などの自己管理がきちんとできるような人間になりたいです。

きちんとした生活、ていねいな暮らしが目標です。

ミニマリズムを実践し続けていけば、時間は掛かるかも知れないけれど、いつか必ずできると思っています。

 

カネコトシヒロ

静岡にある1DK(6.8帖)の賃貸アパートにて暮らす、アラサー会社員。

ブログ:ダメ人間ミニマリストの生活

Twitter:minimalist__ph

インスタ:minimalist._.ph

 

編集後記

この取材の後にカネコさんと共に、静岡ローカルのハンバーグ屋「さわやか」へと行ってきた。

しかし炭水化物は一切注文せず、律儀に糖質制限を続けており感銘を受けたのを覚えている。

このまま理想のボディを目指して、整った食生活を続けて欲しいと思う。

 

話は変わって、過去に紹介したミニマリストの中に「ずぼらーだからミニマリスト!」のあんみつさんが居るが、カネコさんも同じ部類のミニマリストだ。

やはり人の堕落した部分を矯正する手段として、ミニマリストになり物を整えることは強い効果があるのだと感じる。

 

そして今回、カネコさんには部屋だけなく、カバンの中も取材させて頂いた。

ダメ人間から脱出するために絞った持ち物の数々を、続けてご覧頂きたい。

▶︎【ミニマリストのカバンの中5】静岡の会社員「カネコトシヒロ」さんの持ち物