ミニマリストしぶ
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どうも、ミニマリストのしぶです。(@minimalist_sibu)
「幸せな生活送るために、1ヶ月に必要なお金はいくらですか?」
あなたはこの質問に即答できるでしょうか?
先日ブログ「やぎろぐ」さんの記事を読んで、僕自身もミニマルライフコストをきちんと把握しておきたいと思い、実際に計算してみることにしました。
参考にした記事:何円あれば幸せに生きられるの?東京一人暮らしのミニマル・ライフコストを計算してみた
ミニマムライフコストとは四角大輔さんが提唱する考え方。
四角大輔さんの著書「自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと」「モバイルボヘミアン」の中でミニマムライフコストの考え方について下記のように記載されています。
お金から自由になるために、”ミニマムライフコスト”という発想を持とう。
一年間生活する上で、最低限必要なランニングコストはいくらか。
自分ひとり、または家族が健康的な食事をして、快適に眠る場所を確保する。
そのためだけにいくらあればいいのか。
それさえ把握しておけば、ここぞというときに思いっきり攻めることができる。
自分の生活はいくら稼げば成り立つのか。
完成した収支表(家計簿)は、あなたの「人生のムダ」の映し鏡となる。
それを把握した状態で生きることが、お金への焦りや、お金を失う恐怖からの解放につながる「自由への近道」なのである。
(中略)
東京で働いていたころのその金額は、だいたい20万円ほど。
1ヶ月のうち20日間ほどコンビニでバイトをすれば稼げる金額だった。
楽勝だと思った。
自分が幸せに生活するために1ヶ月で必要なお金はいくらか。
ミニマムライフコストを計算しておけば「これだけ稼げば幸せに生きられる」という目安を持つことができます。
たくさんお金がないと不安…そんな漠然としたお金の不安を解消するためにミニマムライフコストを考えてみましょう。
東京のシェアハウスに住む僕のミニマムライフコスト
僕自身も福岡から東京へ引っ越して来ておよそ1ヶ月。
東京での生活費がある程度把握できてきたので、ミニマムライフコストを計算してみました。
固定費合計:55006円
食費(自炊):10000円
交通費:5580円 (よく通う渋谷への交通費。310円x18日)
交際費:15000円
書籍代:10000円
作業に集中するためのカフェ代:12000円
変動費の合計:52580円
固定費合計:55006円
変動費の合計:52580円
1ヶ月のミニマムライフコスト:107586円
大都市東京でも11万円あれば安心して生活できる。
11万円なら自分の仕事がうまくいかない時であろうと稼げますし、なんなら110時間だけコンビニバイトすれば稼げちゃう金額。
東京で家を決める前は「都心に住むなら、切り詰めても15万円くらいは必要かな?」と考えていたのですが、一人暮らしではなくシェアハウスに住んでいることもあって、想定していたよりもずっと低い生活費で済んでいます。
現在住んでいるシェアハウスでは以下のお金が掛かりません。
- 入居に必要な敷金礼金
- 水道光熱費
- 固定のインターネット回線
- 洗剤やテッィシュなどの消耗品
- お米や味噌汁など簡単な食材
人との共同生活でルールがあったりと大変な一面はありますが「一人暮らしってコスパが悪いな」としみじみ実感させられるばかり。
仮に都心で一人暮らしを始めたとしても15万円もあれば満足に生活できるはずです。
福岡で隠居するようにのんびり暮らしていた時のライフスタイルと違い、今の僕は「バリバリ仕事したい。いろんな人に会うため精力的に動きたい」と考えて上京してきたので、交際費などの変動費を多めに掛けています。
でも東京だろうと隠居するようにお金を掛けないライフスタイルへ切り替えたら「年収90万円で東京ハッピーライフ」も余裕で実践できそう。
スマホやパソコンが普及してみんながインターネットを使えるようになった現代では、低価格・無料で使えるサービスや娯楽ってたくさんあります。
仮に収入が一気に減少しても、行きたくもない飲み会や外食費など「無駄な贅沢」を削るなどして出費を抑えるできる。
精力的に仕事するのに疲れてしまったら、東京でのんびりスローライフを送るのも楽しそうです。
ミニマムライフコストを計算してお金の不安を払拭しよう
人が生きていくためには、お金との付き合いは一生続きます。
お金はできるだけ多く持っていることに越したことはないですが「幸せになるためにとにかく多くのお金を稼ごう」という考えだけでは一生お金の不安から逃れることができません。
ミニマムライフコストのように自分が満足できる指標を持っていないと、例え多くお金を稼ぐことに成功しても「もっと欲しい」という欲望が尽きないからです。
自分の生活費を把握できてない人はもちろん、「自分は必要以上にお金を使いすぎているんじゃないか」と悩んでいる人も支出の見直しも兼ねて、ぜひ一度自分のミニマルライフコストを計算してみてください。