最終更新日: 2018/08/09

ミニマリストのバイブル「20代で捨てるべき50のこと」は何度も読み返したい名著

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」

2年前に買ってから、もう5回以上は読んだはずです。

「ミニマリストっていいな」と僕が思うようになったのも、この本に大きく影響されたから。

「20代で〜」というタイトルですが年齢に関係なく、誰もが読んでおくべき内容となっています。

この本では”捨てるべきこと”の項目が50個ありますが、

中でも僕にとって深く印象に残った6個の項目をピックアップしました。

 

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今使わない物を捨てる

捨てる基準はシンプルでいこう。今、使っていないモノは捨てる。

即座に売るか、譲るか、処分すればいい。

〝思い出の品〟以外、手放して困るモノはない。

とっておくか迷ったら、捨てる。

自分の人生の優先順位はつねに変わっていき、それとともに、必要なアイテムも変わり続けているからだ。

めざすは心をかき乱すモノが一つもない、お気に入りのやさしい音楽が流れるシンプルな空間。

無駄のない上質なカフェやホテルにいるような快適な時間は、けっこう簡単に手に入るものなんだ

引用元:自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)

※太字でのハイライトはブログの著者によるものです

特に参考になったのが「とっておくか迷ったら捨てる」というフレーズ。

自分にとって本当に必要なものであれば”捨てる”ことすら考えないはずなんです。

だから、捨てるか迷った時点でそれは不要な物だと判断できます。

今使わない物は全部捨てる。

そうして自分にとって本当に必要な物、見ていて気持ちがワクワクするような物だけに囲まれて生きていきたいと強く思います。

 

ストックという概念を捨てる

”ストック”という概念を捨てる。

使いたいその瞬間に、手元にない。

そういうと不便な暮らし方に思えるかもしれない。

たしかに買い置きをやめれば、使いたいときにその都度手に入れないといけないし、安い時にまとめ買いしないと高くつくという考え方もあるだろう。

でも本当に不便で困ったことってどれくらいある?

なかなか使わないモノにエネルギーと家賃を浪費しているのと同じ。

使いそびれないように、注意を向けている時間だって無駄だ。

ほとんどのモノは手元に保管しなくていい。

たいがいのモノは通販で買えるし、レンタルだってある。

たとえば近所のコンビニを大型の冷蔵庫、amazonを巨大な倉庫と捉えてみる。

あらゆる店を”外部倉庫”とイメージし、本当に必要になったときだけ取りにいく。

僕の家には冷蔵庫がありません。

僕は家に引きこもるのが好きな性格なので、家に食べ物があると余分に食べ過ぎてしまいます。

家から出て体を動かす習慣を作ることも兼ねて、食事の都度近所のスーパーへ買い物へ行きます。

運動にもなるし、毎日好きで食べている魚やフルーツも新鮮なものが手の入ります。

 

食品に限らずサプリメントやティッシュ等の日用品もストックを作りません。

欲しいと思った時に、Amazonで注文すればその翌日には配送されます。

過去記事で紹介したメンタリストDaiGoさんの「メンタリスト入門」でも、

DaiGoさんが”ストックを持たない生活を送る”ためにAmazonプライムの入会をお勧めしていました。

関連記事:ミニマリストの必須サービス「Amazonプライム」のお得な特典10個を紹介! 

 

小銭入れを捨てる

タバコやお酒などの嗜好品はもちろん、いつもなにげなく買っているペットボトルのお茶、ガムや飴、雑誌や新聞など、

「買って当たり前」と思っている〝準日用品〟が、あなたがお金から自由になるチャンスを奪っている。

ぼんやりとしたお金の不安の正体は、決心して買った高価なモノというよりも、

なにを買ったのかすら思い出すこともできないほどの小さな出費の積み重ねだ。

ぼくたちは、本当に必要なものへの出費は先送りしがちになる。

その一方で、たいしていらないモノや短時間の喜びのために、惜しげもなく小銭を放出してしまう。

どうすればいいか?

・・・

いっそ財布もやめて、ペーパーウォレットやマネークリップに持ち替えてもいい。

そうすると、小銭が邪魔になるので、小銭が増えるような買い物をしなくなるし、

領収証が増えることが不快で買い物自体が面倒になってくる。

そして、ポイントカードを持たなくなる。

ポイントカードは持ち主を店に縛り付け、財布をムダに太らせるだけだ。

それでも、つい買おうかどうしようか迷ったら、自分の心に聞いてみてほしい。

「そのモノについて、自分は誰かに熱く語れるか?」

それが100円単位のモノであっても本気で語れないものは買わない。

心から好きなモノで身の回りを固めている人は魅力的だ。

「これから得られる〝便利さ〟と、これを持たない〝自由さ〟とではどっちが大事か?」

モノが一つ増えると、自由を一つ失う。

その因果関係を忘れてはいけない。

そこまでして、手に入れたモノはきっとあなたを輝かせる。

僕は普段、財布を持たない生活を送っています。

▼スマホケースの中にクレジットカードとお札を入れておけば日常の生活で困ることはありません。

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今はクレジットカードや電子マネーのように、現金を使わずとも決済できるような仕組みが整っています。

財布を持たない生活を送ることで、スマホ1つポケットに入れておけば外出できるようになりました。

関連記事:財布を持たないミニマリストが選ぶ、財布代わりになるスマホケース6選 

 

服の選択肢を捨てる

〝自分の定番〟という考え方を持とう。

普段着はこれ、部屋着はこれ、フォーマルはこれ、という風に、

極端に言えばそれぞれに〝マイベストの一着〟さえあればいい。

同じジャンルの服なら、結局、一番のお気に入りをくり返し着るからだ。

より自分らしい服と出会ったら、思い切って定番を取り替えたっていい。

〝まあまあの服〟は潔く処分して、つねに完璧な一着を残すようにしよう。

もし幸運にも、過去最高の〝定番服〟を発見することができたとき、値段は関係ない。

心からワクワクする色、素材、シルエットはなにか。

自分の体型、顔つき、肌や瞳や髪の色に合うものはなんだろうか。

まわりに笑われるほど入念にボディチェックして、じっくりと時間をかけ、足を使って、

本当に自分に合ったスタイルを探求し続けよう。

「服を捨てられなくてクローゼットがぱんぱんになっている…」

そんな風に困っている人の話をよく聞きます。

そんな人にオススメなのが「私服の制服化」です。

 

▼僕は現在オールシーズンを9着の服で着まわしています。

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▼靴だって同じスニーカー3足だけしか持っていません。

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シーズン毎に、毎日同じコーディネイトの服だけを着ているので

「コーディネイトをどうしよう…」と悩むことがありません。・

学生時代に毎日同じ制服を着ていたように、外出するときはお決まりの服を着れば身じたく完了です。

 

本当にお気に入りの服しか持っていないので「毎日NO1のコーディネイト」で外出することができますし、

服1着1着にかけられる予算も増えて、服のクオリティもあがります。

服をたくさん買い漁っていたころは「とにかく沢山のコーディネイトを作れるようにしよう」と1着数1000円程度の服ばかりを買っていましたが、

現在持っている服はどれも2~3万円します。

たくさん服を買っていた頃と比べて服にかける購入費は変わっていないのに、

「量より質」を重視するようになったことで一層おしゃれな服を手に入れることができるようになりました。

関連記事:ミニマリストな僕が教える、たった9着でオシャレに魅せる服選びのポイント。 

 

 付属品を捨てる

なんとなくさみしい。なんとなく不安。

そう思って、なにかを足したり、貼ったり、置いたりしてしまう。

モノでいくら飾り立てたところで、心の穴は埋まらないし、個性をアピールすることはできない。

・・・

体型にぴったり合うデニムをはけば、ベルトだって必要ない。

オプションもトッピングもデコレーションもいらない。

装飾はすればするほど〝濁り〟を生むが、シンプルさは、きわめればきわめるほど〝美しさ〟になる。

人間も同じ。余分な飾りを捨て、産まれた頃の美しさを取り戻すことで、オリジナリティが際立つんだ。

「足せるものを、足すこと」よりも、「引けるものを、引くこと」を楽しもう。

そうすれば、物理的・精神的にずいぶん軽くなる。

シンプルイズベスト!

僕はミニマリストになってから無印良品のようなシンプルなアイテムが好きになったり、

服を選ぶときでも柄物をやめて無地のアイテムを選ぶようになりました。

 

▼僕が「白シャツ」を好んで着ている理由は、どんなシチュエーションでも使える上に、シンプルにお洒落だから。

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シンプルなアイテムは時代の流行にも流されず、いつまでも大事に長く使うことができます。

 

満腹を捨てる

若いうちは、たくさん食べてしまいがちだ。

それでも、健康を壊しにくいし、体型も崩れにくい。

おまけに、よく食べたり、飲んだりすれば、まわりに喜ばれたり、ほめられることもある。

だからダイエット中でもなければ、食べ過ぎを気にする若者は少ない。

食べ過ぎが定着する前に、「減ってないなら、食べない」と決めよう。

正午になったからランチ、夜7時になったから晩飯、ではなく本来は「減ったから食べる」が正しい。

多くの人は、ただ退屈や不安をまぎらわせるために必要以上の食べ物を食べている。

でも200万年という長い人類の歴史のなかで〝過食〟の歴史はせいぜい100年くらいの話。

まだ人間の身体の構造は食べ過ぎに対応できていないのが事実。

野生動物と違って人間は食いだめができないため、食べ過ぎた分は体脂肪になるだけでなく、細胞や内臓を弱らせ、人体に深刻なダメージを与える。

飽食の時代となった現代では「人間の体は食べた物でできている」という当たり前のことを忘れがちです。

僕は生まれながらにアトピー体質に生まれたこともあり、10代のうちから健康に気を使った生活を送っています。

そうして行き着いたのが「1日1食」の生活です。

関連記事:1日1食しか食べないミニマリストの食事メニューを紹介します。 

 

「1日3食はフルマラソンと同じ」

毎日三食をきちんと食べるとその消化吸収エネルギーは、なんと42,195キロを走るフルマラソンで消化するエネルギーに相当します。

たしかに、いつも昼ごはんをおなかいっぱい食べると眠くなって仕事や勉強に集中できないんですよね。

当然1日1食になれば消化に使われるエネルギーが少なくなるので食べ過ぎによる眠気も感じませんし、睡眠時間の短縮に繋がります。

関連記事:1.6倍長生きに!最強の健康法「1日1食」をやってみた感想とその効果。 

 

1日1食は極端かもしれませんが「どこか体の調子が良くないな」と思っている人は、

1日2食に減らしてみたり、毎食の食べる量をちょっとだけ減らしてみることをおすすめします。

 

この記事で使った引用元、参考文献