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・温めすぎでヒト本来の体温調節機能が衰える
・サウナだけで終わらせるより水風呂に入ったほうが体温が高くなるように、体を冷やすと脂肪が燃える
・頭寒足熱→首を冷やすと体温あがる。足を温め血流を維持【厚着で太る】冬でも薄着でマフラー無しのほうが健康な理由 https://t.co/k17oD87EYk pic.twitter.com/yzjbbVLlwk
— ミニマリストしぶ (@minimalist_sibu) 2019年2月23日
【厚着で太る】冬でも薄着でマフラー無しのほうが健康な理由 – YouTube
今年の冬は「温めすぎない」「薄着を心がける」ようにしています。
というのも「寒い環境に身をさらすことで体脂肪が減ったり、鬱病が改善された」という研究データが沢山あるんですよね。
①摂氏16度(肌寒い程度)の部屋に1日2時間入り続けた結果、6週間で5%も体脂肪が減ったという論文
JCI – Recruited brown adipose tissue as an antiobesity agent in humans
②4ヶ月間、摂氏19度の寒い部屋で寝続けたら基礎代謝が向上、脂肪が燃えやすくなったという論文
Temperature-acclimated brown adipose tissue modulates insulin sensitivity in humans. – PubMed – NCBI
③冬のスイミングで体内の抗酸化機能が向上したという論文
Improved antioxidative protection in winter swimmers. – PubMed – NCBI
④冷水シャワーを数ヶ月、1日2回浴びると鬱病が改善されたという論文
Adapted cold shower as a potential treatment for depression. – PubMed – NCBI
⑤数ヶ月にわたって冷水をかぶせた被験者の、免疫力が向上したという論文
研究データからも「温め過ぎると、人に本来備わっている体温調節機能が衰える」ということが良くわかります。
そしてアンチエイジングの名医である南雲先生も「マフラーはしない」と自身の著書で語っているんですよね。
冬でもマフラーはしない
最近は冬でも短パン・黒タイツの女性をよく見かけます。
「寒いのに根性あるなあ」と感心しますが、上半身に目をやると、ダウンのジャンパーにマフラー、帽子と重装備。
「頭寒足熱」とは、正反対のことをしています。
そもそも「頭寒」とは、頭とくに首筋を冷やせ、ということです。
そうすることで、脳の体温調整中枢が働いて、脂肪を燃やすよう指令がきます。
脂肪は1gで9キロカロリーになりますので、効果的に体を暖め、深部体温(医学的には核心体温といいます)を上昇させます。
このとき、脳や内臓などの重要臓器の血流を維持するために、末梢の血管が収縮して足が冷えるので「足熱」、つまり足を温めろといっているのです。
私は、冬でもTシャツにサマージャケットで、マフラーもせずに、風をビュービュー浴びていますが、慣れてくると震えることはありません。
なぜなら、寒冷の刺激によって、内臓脂肪がガンガン燃えているからです。
たとえば「サウナ終わりの水風呂」で体を冷まして体温あげるのもそう、足を温め首を冷やす「頭寒足熱」もそうです。
結局のところ「肌寒いくらいの、我慢できる寒さなら耐えた方がいい」ということなんでしょう。
なので僕も今年はマフラー無しで冬を過ごす予定。
・・・しかし体に関することほど「必要最低限」が求められるんだなーと痛感しますね。
摂取カロリーが低いほうが長生きだとか、カフェインの取りすぎが中毒症状を招くとか。
体が壊れる時は、いつも過剰な時ですから。
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