内向型の僕、14日のカフェイン断ちで完全回復する

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」

「コーヒーが無いと目覚められない」

そんな風に、カフェイン摂取の為にコーヒーを飲むようになったのがここ2〜3ヶ月の話。

それまで過去ずっと、出来るだけカフェインを避けてきたにも関わらずです。

過去記事:脱カフェイン中毒。デカフェコーヒーを飲み続けて感じた体の変化をメモ

 

始まりは1本の、缶コーヒーでした。

過去にキャリーケース1つでの移動生活をしていた僕は、飛行機に電車、ホテルのチェックアウトとタイムスケジュールが固定される日々…

早起きしないといけないシーンが続いたため、一時的にコーヒーで目を覚まそうしたのが原因でしょう。

気づいたら、コーヒーでカフェインを摂取しないと目覚められない体質になっていました。

 

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そもそも内向型人間にカフェインは向いてない

内向型・外向型でカフェインの効き目が変わるという論文があります。

2杯のコーヒーを飲んだあと、外向的な人間は、割り当てられた課題をこなすスピードが上がったが、内向的な人は効率が落ちてしまった。

この傾向は、課題の量が増えたり、締め切りのプレッシャーが大きくなるほど増大した。

内向人間にとっては、会議の前にコーヒーを飲むのは逆効果かもしれない。

特に、その会議が、予算決定やデータ分析のための議論が必要だったりする場合はなおさらだ。

一方で外向的な人間は、コーヒーを飲んだほうが、激しい会議に対処しやすくなる。

とのこと。この説のネタ元は1987年の研究

出典:内向的な人がコーヒーには向いていない理由 | パレオな男

昔から「カフェイン飲みすぎると寝れない」とずっと体感していましたし、カフェインを飲むと常にハイな気分になっていました。

だから常用するのは良くない…ということで意図的に避けてきました。

そして「たまに飲むなら良いでしょ」とダラダラ飲み続けいたらこの有様です。

 

なので「カフェイン断ち」について詳しく調べていた所、2週間でリセットできるとの論文が。

カフェイン断ちの方法は簡単で、

  1. コーヒーと緑茶は完全にカット(紅茶・ウーロン茶・ココアもNG)
  2. 水・麦茶・炭酸水・ハーブティはOK
  3. 以上のルールを7〜14日守る

これだけ。以前に紹介した2010年論文によれば、カフェインによる脳の疲労は最大2週間ぐらいでリセットされる

出典:1週間カフェイン断ちをしたら逆に元気が出てきた件 | パレオな男

この論文をうけて、僕も実際に14日間カフェイン断ちを実践したので、その様子を報告します。

※「カフェイン断ち」の最中はカフェインレス・デカフェのようなドリンクも一切NG

 

1日目

まず朝にカフェインが取れないので、寝起きがダルい。

とにかく体が重く、二度寝を繰り返す。

日中もやる気が湧かないので、スーパーに買い物だけ言って1日が終わる。

 

2日目

この日がピーク。

朝目覚めてからずっと立ち上がれず、1日で10数時間寝ていた。

激しい頭痛、激しいダルさ。何もやる気が起こらず、この日は家から1歩も家から出なかった。

 

3日目

ダルさは残るものの、頭痛が改善されて出歩けるようになる。

頭痛薬を飲んで外出し、この日からどうにか仕事ができるようになった。

 

4日目

体のダルさ、頭痛がかなり改善される。

日常生活を送るには、ほぼ支障なし。

 

5日目

症状ほぼ完治。

1周回ってハイテンションに。元気が湧いてくる。

 

6日〜14日

このあたりから「カフェインが欲しい」とは微塵も感じなくなる。

目覚めもスムーズで、元気に仕事できるようになる。

 

僕は「高カフェイン感受性」の人間

14日のカフェイン断ちで、僕がいかにカフェインに弱いか自覚できました。

そしてカフェインに強い・弱いは遺伝で決まっているそう。

ハーバード公衆衛生大学の調査(2)だと、カフェインへの強さは遺伝によって大きく変わりまして、それぞれ以下のような違いがあるみたい。

高カフェイン感受性:1日100mg以下のカフェインでも不眠、焦り、心拍数の上昇が起きる。

中カフェイン感受性:1日200〜400mgまでのカフェインなら副作用が起きない。大多数の人はここにふくまれるので、多くのガイドラインでは1日のカフェイン量を300mgに設定していることが多い。

低カフェイン感受性:1日に500mg以上のカフェインでも何も起きない。寝る前にコーヒーを飲んでもグッスリ眠れちゃう。全人口の10%ぐらいがここに入る。

つまり、1日に1本のコーヒー缶も容量オーバーしちゃう人がいれば、1リットルのペットボトルでがぶ飲みしても熟睡できる人もいる

出典:1週間カフェイン断ちをしたら逆に元気が出てきた件 | パレオな男

僕はおそらく、「高カフェイン感受性」付近に位置すると思うんですよね。

寝起きの缶コーヒー1本だけでも、かなりハイになっちゃうから。

なので「カフェイン断ち」以降、僕自身も一層カフェインに気をつかうようになりました。

  • カフェでは絶対に「デカフェ」のドリンクを注文
  • 「デカフェ」が無い店舗では、「エスプレッソ」を注文(1ショット40~70mgのカフェインで済む)

 

・・・そういえば、この話を超外向型のお友達に話したところ、

「俺は全然コーヒー効かないわ。目覚めのためにコーヒー飲む人の意味がわからへん」

と言っていました。やっぱり内向型と外向型で差が出るんだなぁ。

 

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