【ミニマリストのカバンの中 6】教職なのに美大生と勘違いされがち「オカダ」さんの持ち物

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」

「自分にとって必要最低限の持ち物だけで生活する」

そんな持ち物に対して、一層強いこだわりを持つミニマリストのカバンには何が入っているのか。

題して「ミニマリストのカバンの中」。

当企画の第6号として、神奈川県に住む女性ミニマリスト「オカダ」さんに取材させて頂いた。

 

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「オカダ」さんのプロフィール

神奈川県に住む、22歳の女性ミニマリスト。

現在の職業は教職で、自身の生活をブログ「オカダ生活」で公開している。

趣味は「海外旅行」で、高校生時代にアルバイトで貯めた100万円を全て、大学4年間の海外旅行へ注ぎ込むほど。

 

さらに「模写が好き」ということで、趣味で絵を書くことが多いオカダさん。

僕のブログでもよく登場するこのイラスト、実はオカダさんが書いたもの。

自然体かつ、柔らかい絵タッチが持ち味だ。

 

オカダさん愛用のバッグ

オカダさんが愛用するのは「HELZ」のショルダーバッグ。

創業40年の歴史がある「HELZ」は東京・表参道にあるカバン屋で、店内にいる職人たちがカバン1つ1つに手をかけている。

絵描きに使うiPad Proがジャストで収納できる小ぶりなサイズ感と、味のある本革レザーがお気に入り。

 

顔出しNGでお見せできないが、顔まわりのメガネやピアスといった細部の装飾品を含め「お洒落な人だな」と感じたのが、初対面での第一印象。

本人も「よく美大生と間違われます」と口にしていた。もちろん、美大卒ではない。

ダークトーンを多様するコーディネイトは、オカダさんの落ち着いた人柄ともマッチする。

 

オカダさんのバッグの中身

  1. ハンドタオル
  2. 化粧ポーチ
  3. パスケース
  4. iPad Pro
  5. 充電用Lightningケーブル
  6. iPhone5s
  7. 小さい財布(abrAsus)
  8. モバイルバッテリー

僕が今までに取材してきたミニマリストにはシンプルな無地・ワンポイントで柄物アイテムを使っている方が多かった。

そんな中「キャラクターモノ」をカバンの中に潜めているミニマリストはオカダさんが初めてだ。

くわえて絵描きだけに、「自分らしさ」を持ったミニマリストと言えよう。

 

導入したばかりの「iPad Pro」でイラスト制作

この取材を受ける数日前まで「iPad Air」という1つ前のモデルを使っていたオカダさん。

だが、もっと本格的なイラストを書きたいという思いから、Appleペンシルに対応する「Pro」へと乗り換えた。

iPadとペンシルを同時に収納できるレザーケースはとても使い勝手が良い。

 

PC持たない代わりにタブレットを使っており、ブログやSNSで公開するイラストは全てiPad1つから生み出したもの。

現在iPadの主な用途はイラスト制作だが、購入を機会に電子書籍に触れる機会も増えたという

本人曰く「電子書籍が最高に便利で、手放せない」。

 

ブラウンで統一された、こだわりの持ち物

オカダさんの持ち物を並べてみると、”ブラウンで統一”されているのが一目瞭然。

これはオカダさん本人も拘っているポイントで、特に「ダークブラウンのような、深い茶色が好き」だそう。

レザーのアイテムが多い中、唯一iPhoneケースのみは「木目デザイン」で、歴代のiPhoneもすべて木目ケースで統一してきた。

 

個性が光る「キャラクターモノ」

ミニマリストの持ち物を取材していくなかで「Apple・abrAsus・無印良品」みたくシンプルな定番物は多く見かけてきた。

それだけに、個性が光るのがこれらの「キャラクターモノ」だろう。

どれも「自分らしさが表現できるものを」と選んだ物だが、周りからはよく”サブカル”と呼ばれるらしい。

 

パスケースの「フレデリック」は3代目

このキャラクター、スイミーの作者が書いた「フレデリック」というネズミだ。

高校から使い続けているという「フレデリック」のパスケースだがこれでもう3代目で、4代目も検討中。

やる気のない瞳、丸っとしたボディ、落ち着いた色合いetc…

オカダさん本人がフレデリックの溺愛しているため、気に入って使い続けている。

 

金魚のポーチが化粧品を飲み込む

リップグロー:Dior

ピアス:ノーブランド

ハンドクリーム:ロクシタン

こちらの金魚は4年前、ベトナムで買って以来ずっと気に入って使ってる「化粧ポーチ」だ。

化粧ポーチとは言っても、金魚自体がかなり小ぶりなサイズなので、中身も必要最低限。

 

オカダさんにQ&A

Q1 ミニマリストを志した理由は?

初めてモノに溢れた生活に疑問を感じたのは、1ヶ月のネパール・インドの旅から一人暮らしの家に戻った時です。

昨日までリュックひとつで飛び回っていたのに、家の中の物の多さに嫌気がさした覚えがあります。

本格的に断捨離を始めたのは海外に就職決まった時。結局ビザの都合で今は日本で働いてますが…

 

Q2 「海外旅行」をしたいと思ったのはなぜ?

自分の知らない文化をこの目で見て体験したかったから…

とは言いつつ、小さい頃から色々な国で生活するのが夢だったので、私にとって「旅したい」は「美味しいもの食べたい」とかと同じぐらい当たり前な欲求でした。

なので、具体的に説明するのが難しいですね。

 

Q3 ミニマリストになって起きた変化は?

もともと掃除が好きなんですが、家具やモノが減って、更に雑巾掛けが好きになりました。

 

Q4 模写が好きな理由は?

学校の授業で浮世絵の模写を書いた時に、うまく書けたという自負もあって好きになりました。

それと高校の時に書道をしていて、作品を模写する「臨書」で何回か賞を獲得して調子に乗ったというか、度々「写す」ことで評価される機会が多かったからですね。

そのかわり、0から新しく描き出すのは苦手です。

 

Q5 海外旅行へ行く人に向けておすすめの国と、オカダさんが行きたい国は?

どの国もそれぞれに良さがあり甲乙つけ難いですが、ネパールはすごく印象に残ってます。

特に水牛の「momo」という郷土料理がすごく美味しいのでおすすめ。

それと行きたい国は「ブータン・エジプト・フィンランド」です。

行くまで死ねない。

オカダ

神奈川県に住みながら教職として働く、22歳の女性ミニマリスト。

ブログ:オカダ生活

Twitter:mi_ni_o18

 

編集後記

余談だが、僕とオカダさんが出会ったのは2017年頃の6月頃。

僕が開催したオフ会に参加してくれたのがきっかけで、そこからブログのイラストを依頼したり、定期的に会う仲になった。

過去記事で紹介した深澤直人展や、abrAsusの直営店無印良品の有楽町店もオカダさんと共に行っている。

 

僕がここ最近「定期的に海外旅行へ行く習慣を身に付けたい」とブログで言っているのも、オカダさんの影響が大きい。

そんなオカダさんのブログでは国内外を問わず、旅行に関する記事が多く投稿されている。

旅好きのミニマリストには、オカダさんのブログをチェックして欲しい。

Yahoo Japan lodge

東京都千代田区紀尾井町1-3 17F 

 

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