相手が迷惑するだけで、自分しか気持ち良くなれないプレゼントなら渡さない方がマシ

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」

毎週楽しみにみているアニメ「うまるちゃんR」で、プレゼントについて考えさせられるシーンがあったのでシェア。

登場人物のアレックス君が、自分のお気に入りのフィギュアをプレゼントした挙句に、「いらない」と困り顔をされてしまうシーンです。

 

おそらくアレックス君は何の悪気もなく、相手が喜ぶと思ってフィギュアを渡したはず。

でも結果として、「ありがた迷惑」な状況になっているし、何より本人に自覚がないからタチが悪い。

「相手が迷惑するだけで、自分しか気持ち良くなれないプレゼント」

自分の趣味嗜好を押し付けた「自分が好きなモノ」を渡す

受け取った本人にとっては不要なのに、貰いモノだから捨てにくいし迷惑。

自分が気持ち良くなるだけで、相手が気持ちよくなれてない。

プレゼントした本人は気持ち良くても、受け取った本人は迷惑をこうむっている。

これだと「迷惑な置き土産」も同然です。

じゃあ自分だけが気持ち良くなるのではなく、相手も自分も喜べるプレゼントを贈るにはどうするか?

「相手も自分も気持ち良くなれるプレゼント」

受け取った本人がどう感じるのか、想像力を働かせて、処分に困らないモノを渡す。

処分に困らないから、快く受け取れるし、プレゼントに素直に喜べる。

相手が喜ぶ姿を見た、贈り手も嬉しくなる

結局のところ、どんなモノを受けとろうが「プレゼントしてくれた」という行為そのもので人は喜びます。

迷惑にならなければ。

そもそも本当に欲しい物なら自分で買ってるし、人から貰うプレゼントの質に、最初から期待してないです。

 

だから「喜ばれなくて良いから、受け手の迷惑にならないモノ(処分に困らないモノ)を渡す」くらいの気持ちが丁度いい。

それで十分すぎるというか、モノに溢れた現代はそれくらいのほうが、むしろ喜ばれる。

モノ自体で喜ばせず、プレゼントにかけた時間と気持ちで喜ばせれば、それでよしです。

 

ちなみにアニメで受け取ったプレゼント、最後にどう処理するのか。

気になる方は、3話「うまると友達」のアーカイブをチェックしてみてください。

これが胸痛むエピソードなんですよ…!

 

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