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「MINIMALSで財布を作る」という宣言から約3ヶ月、ついに完成を迎えたので詳細を公開します。
正式名称は「手ぶら財布」に決定、まずはコンセプトムービーをどうぞ。
「手ぶら財布」のコンセプト・こだわり
手のひらに収まるクレジットカードサイズ
限りなく最小限、クレジットカードと同じサイズの財布です。
画像のスマートフォンはiPhone6s
これは元々、手ぶら財布が「スマートフォンに貼り付けて使う財布」というコンセプトを元に制作がスタートしたから。
スマホの横幅に納めるという制限があったからこそ、クレジットカードと同じサイズで制作されています。
持ち運びを快適にする、厚さ10mm
手ぶら財布の厚みは10mm(カード未収納の場合)。
クレジットカード3枚・お札5枚・小銭5枚・鍵1枚
画像のように、普段使いに必要なカード類を全て収納しても、13mm。
胸ポケットにも収まるクレジットカードサイズでありながら、かさばらない薄さを実現しました。
また、スマホに貼り付けることで適度な厚みが生まれ、操作時のホールド感を高めてくれます。
「バンカーリング」を筆頭に、スマホ裏に貼り付けて落下防止を防ぐアクセサリーが流行していますが、スマートフォンは薄すぎるが故に掴みにくい。
手ぶら財布はスマホ裏のアクセサリーとしても機能します。
「財布を持つ」をなくす、スマホ裏に張り付く2WAY設計
独自の粘着テープでスマホ裏に貼り付けて使うことができ、現代人の必需品であるスマホと一体化させることで「手ぶら」を体現。
外出時の持ち物を減らせるのはもちろん、紛失など最悪のトラブル時もスマホのGPS追跡で対策することが可能になります。
そして、手ぶら財布の背面は一味違います。
パスケースのようなデザインは、粘着テープがぴったりハマるように計算されて切り抜き済み。
粘着テープを貼り付けて、スマホと一体化させるも良し。
定期券やICカードを入れてパスケース代わりにするも良し。
スマホと一体化させるか、単体として使うかを選べる2WAY仕様の財布です。
繰り返し使える「水で粘着力が回復するシート」
また、粘着シートを素材違いで2枚付属。
右側の透明シートは「水で濡らすと粘着力が回復する」素材で作られているので、機種変更やケースを変更した後も繰り返しご利用頂けます。
左側の黄色いシートは透明シートで張り付かない場合に代用して頂く、粘着力を強化したシートです。水で粘着力が回復しないため使い切りになりますが、透明シートで対応できない素材に貼り付け可能です。
左:iPhone7用ケース 右:iPhone8Plus用ケース
様々なスマートフォン・ケースに合わせてご利用できます。
お好きな組み合わせでどうぞ。
いま必要な物だけ持ち歩く。最小限の収納スペース
「手ぶら財布」は全部入り…でありながら、収納できる量は決して多くありません。
MAX収納で「カード3枚・お札9枚・鍵1枚(+小銭9枚)」だけ。
「多くを持ち歩けない」という制限があるぶん、その時その場所で必要な金額だけを持ち歩くクセが必要。
最小限の収納スペースが、あなたの会計スタイルを変化させます。
専用の鍵入れで素早く出し入れ。
財布としては珍しい、専用の鍵入れを設けています。
「財布に入る物の中で、利用頻度が高いものは何だろう」ということを考えた時に、家の鍵だという答えに行き着いたから。
最も利用頻度の高い「鍵」「カード」を財布の一番上面に、利用頻度の低い「お札」を下面に収納する設計にしました。
そして鍵が落ち抜けないよう、財布を開け閉めするボタンを2つ設け、鍵を強力に固定しています。
お札の折り目を最小限に抑える、お札ストッパー
カードサイズの財布を作るにあたって、最大の壁となったのが「お札の折れ具合」です。
小さいサイズであるが故に、構造上どうしても札を折って収納する必要が出てきます。
そこで作られたのが、独自の「お札ストッパー」です。
カードからはみ出た2つ折りのお札をストッパーで固定することで…
お札の折り目を最小限まで抑えることに成功しました。
また、お札1枚1枚を畳んで収納するマネークリップのような使い心地になっています。
お札がはみ出るカードサイズの財布では、お札を「4つ折り・3つ折り」で入れるのが一般的。
手ぶら財布はストッパーを設けることで、限りなく2つ折りに近い形でお札を収納できます。
半2つ折りにすることで折り目を緩やかに、普段使いにも耐えうる範囲に収めています。
キャッシュレス化が進んでいるとはいえ、券売機など現金を使わざるを得ないシーンがあるのは事実。
機会の少ない現金会計でも、できるだけスムーズにお会計できるようにと設計しました。
薄い物なら何でも入る、フリースペース
お札のストッパー部分は、フリースペースとして余白を設けています。
小銭や2枚目の鍵、SDカードのような薄い物なら何でも収納可能。使い道は様々です。
例えば小銭であれば最大9枚までと、収納できる量は決して多くありませんが「必要最低限だけ収納しておいて、入れっぱなしにせず、帰宅後すぐに吐き出す」という習慣を余儀なくされます。
万が一お札を使って、小銭ができたらフリースペースに収納。そのまま帰宅したら小銭を吐き出して貯金箱へ…といった「小銭避け」のようなイメージです。
動画視聴に最適な、スマホスタンド機能
財布の表面カバーをスタンド代わりに。
縦置き・横置きの両方に対応。動画視聴やビデオ通話に便利です。
イタリアの老舗マストロット社の牛本革
イタリア老舗タンナーであるマストロット社の牛本革を採用。
「ナッパレザー」と呼ばれるイタリンアンレザーで、ベンツなど高級車のシート・ソファーに使われています。
柔らかく伸び縮みしやすく、より薄く、より軽くすることに向いた素材だったのも決め手の一つ。
そして手ぶら財布はスマホに合わせて使うぶん、手で触れる機会が多いので、水や汚れ強く、傷がつきにくいクロムなめしを採用。
手入れがそこまでいらないのも特徴なので、レザーの管理に詳しくない方でも扱いやすいです。
また、MINIMALSのために特別加工されており、型押しのレザーでありながらスムースな肌触りを実現しました。
裏地には耐久性の高い「コーデュラ」を使用
カード・お札・カギ入れの裏地には、ナイロンの7倍もの強度をもつ「コーデュラ」を採用。
ノースフェイス社のバッグなど、アウトドアの製品にも採用されている高耐久の繊維です。
カード類や鍵の取り出しを重ねても、破れたり擦れることなく使い続けられます。
スマホとの干渉を防ぐ「電磁波防止シート」をレザーに内臓
スマホと財布の接着面にあたるパスケース部分に電磁波防止シートを挟んでいます。
デザインを損なわないよう、電磁波防止シートをレザーとレザーの間に埋め込み、外から見えない設計になっています。
さりげなく映える、MINIMALSのロゴ
財布の内側にはMINIMALSのロゴを刻印。
主張しすぎず、それでいて印象的。
数々の有名ブランドが発注している、ベトナムの工場で生産
手ぶら財布はベトナム製。数々の有名ブランドを手がける工場にて1つ1つ手作りで生産しています。
日本製の試作品とベトナム製の試作品と両方で試した結果、実績や試作の質、クオリティとコストのバランスからベトナム製を選択しました。
ミニマルデザインなパッケージと、最低限の梱包
手ぶら財布のパッケージはミニマルで、梱包も必要最低限。
細かい部分ではありますが、購入時にワクワクを味わってもらえるようパッケージにも拘っています。
パッケージは美しいだけでなく、商品をしっかりと保護するためにウレタンで包んでお送りします。
梱包材まで含め、パッケージの素材は僕自身が1つ1つ選びました。
「手ぶら財布」の商品スペック
重さ:33g(未収納時)
カラー展開:黒のみ
素材:イタリアン牛革レザー
生産地:ベトナム
想定収納量:カード3枚・お札5枚(最大9枚)・鍵1枚
「手ぶら財布」の価格・購入方法など
価格:16800円(税込・送料別)
販売場所:MINIMALSの特設オンラインストア(こちら)
支払い方法:カード払い / 楽天ペイ / 楽天ポイント決済 / GMO後払い(コンビニ・銀行・郵便局にて後払い。手数料250円)
手ぶら財布はこんな人に向いてる
- カード払い・電子マネー払いなどを多用していて、現金をほとんど使わない人
- スマホ1つで外出したい人
- キーケースと財布を1つにまとめて持ち物を減らしたい人
- スマホを機種変更した後も、同じアクセサリーを使い続けたい人
- セカンド財布・セカンド鍵入れとして使いたい人
作った僕自身、「人を選ぶ財布だな」と感じています。
少ない収納量ゆえにキャッシュレスを心がける必要がありますし、カードや現金をストックし過ぎないよう管理せざるを得ないから。
裏を返せば、ライフスタイルを矯正させる財布であるということ。お金の扱いをミニマルにしたいという方はぜひ。
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「スマホ1つで外出したい」を叶える財布です
『スマホと一体化できる財布があれば…』
そんな想いを胸に、「MINIMALS」第一号の製品として手ぶら財布を開発することができました。
実は言うと、ブランドを立ち上げて「いつか作りたい。僕自身が欲しい」と願っていた製品が手ぶら財布だったので、既に燃え尽き症候群…というのは大げさかもしれませんが、それほど思い入れのある製品です。
そして多くの人にに使ってほしいという気持ちはもちろん、それ以上にミニマリストである僕自身が「こんな製品があれば使いたい」と強く願って、生まれた財布でもあります。
より身軽に、より快適にお金を扱うためにと、考え抜いて生まれた財布を皆さんと共有できれば幸いです。
Q&Aはこちら:【随時更新】MINIMALS「手ぶら財布」に頂いた質問・回答まとめ
レビューはこちら:MINIMALS「手ぶら財布」に頂いたレビューまとめ。購入前の参考にどうぞ。
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また、今後の商品開発にあたって参考にさせて頂きます。
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