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前回、「財布じゃない財布」の設計図を公開しました。
そしてついに、試作品が手元に届いたのでお披露目となりますが、、、
タイトル通りペラペラのスケスケ具合に唖然しているミニマリストしぶです。
もう完全に、ビーチクが透けています。
試作品は薄さ・設計・素材を変えて数パターン作っているのですが、この通りボタンをつけたバージョンは表面がOUT。
実はレザー製品というのは1枚皮で作られているのではなく「0.3mm + 0.3mm」といった具合に裏表でレザーを2枚重ねして作ります。
画像の試作品は左から
- 「0.3mm + 0.3mm」
- 「0.4mm + 0.4mm」
- 「0.5mm + 0,5mm」
で厚みが違います。
スマホ裏に貼り付けるとこんな具合。
(スマホ撮影用のカメラを福岡に忘れてしまったので、パソコンのインカメで失礼します。)
ボタンさえ透けなければ、スタイリッシュなのに・・・
なるほど、薄い財布を作るってそう簡単じゃないんだなと。いきなり壁にぶつかっています。
消費者だった時は「もっと薄い財布作れるだろ」とただ文句を言いながら商品を漁っていた僕も、
いざ生産者になってみると「意外と難しいんだな」と痛感するばかり。
とはいえ、生産者側の都合を消費者に押し付けるわけにもいかない…
なのでボタンが透ける問題も想定して、ボタンがないバージョンも試作しています。
左側が「0.7mm + 0.7mm」のボタンなし版。これは財布としてまとまっている感じ。
色々な厚みを試していますが、薄くなりすぎず厚くなりすぎずのバランスを見極めるのが難しい。
他にも「レザーの隙間に板を仕込む」という設計が可能なので「0.5mm + 0.5mm +板」といった設計も可能です。
うんうん、0,7mm版はボタンが無い分シームレスになって、スマホアクセサリとしてもお洒落にまとまりました。
レザーのペラペラ感もなくなり、スマホスタンドとして使っても自立するように。
「0.3mm」の時はペラペラ過ぎて自立しませんでした。
そして財布単体で見ても、クレジットカードサイズだけあって小さいです。
薄さもこの通り、現状はアブラサスの小さい財布よりも薄い。
そしてこちらが財布の中身。お札やカードの入れ込みも色々な三角形デザインで試作中。
これもスマホに貼り付けて使う前提で、取り出しやすいデザインを選んでいきます。
・・・他にも何パターンか制作していますが、今回はここまで。
試作品をズラッと並べると「財布を作ってます感」がすごい。
そして、実は一部の試作にMINIMALSのロゴも刻印しています。
次週は「財布とスマホの接着面」あたりをフォーカスしつつ、今回お見せできなかった試作品や、新たに発注した試作品もお見せする予定。
それではまた来週!
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