株式会社ミニマリストを設立した理由は、いちいち「ミニマリストはこういう人で〜」って説明するのが面倒くさいから。

The following two tabs change content below.
ミニマリストしぶ

ミニマリストしぶ

(株)Minimalist代表。福岡に住む23歳。著書の「手ぶらで生きる」は世界2ヶ国で翻訳されました。
ミニマリストしぶ

最新記事 by ミニマリストしぶ (全て見る)

人に会うたび、仕事をするたび、自己紹介のたび「ミニマリストはこういう人で〜」って説明するの、面倒くさいんですよ。

「たくさん収納できる〜」とか、世の中「物が多い人向け」の選択肢が多数派で、不便なんですよ。

 

スマホ1つで何でもできて、多くの物を持たなくて済む21世紀に突入したのに、

身軽に生きるためには、物が少ない人が、物が多い人に合わせなければならない。

これってどう考えても、変だ。

 

だから、株式会社ミニマリストを設立した。

会社を設立した理由なんて、冒頭の太文字に大体詰まっているけれど、もう少し深堀りして説明したいなと。

なので記事では「どうして会社を立ち上げたのか」「今後、会社でやっていくこと」を書いています。

 

SPONSORED LINK

「珍獣」ミニマリストを、どこにでもいる普通の人に

「株式会社ミニマリスト?あぁ、少し前に流行ったやつですよね」

会社を設立する際、税理士に言われた一言です。

このやりとりは今回に限らず、ミニマリストとして活動するようになって以来、よく耳にする言葉。

 

いやいや、流行りモノじゃねぇし、「少ない物で生活できる」は一生モノのスキルだから!

死ぬ前の生前整理とか、誰しも生きてたら絶対に、物を見直さないといけないタイミングが来るから!

…と、つい反論もしたくなるわけです。

 

つい昨日も、メディアの取材で「ミニマリストとは〜」って説明をした。活動し始めて2年で、もう何100回と説明した。

僕らミニマリストとしては物を減らすなんて、もはや歯磨きのように、長年に渡って染みついている習慣そのもの。

なぜなら精神的・経済的・時間的…あらゆる面で「少ない良さ」を知り尽くしているから。

 

とはいえ、冒頭の税理士さん珍しがっていたように、その「少ない良さ」を知っている人は、そう多くない。

2015年にこそ流行語に取り上げられた「ミニマリスト」だけど、やはり珍獣扱いされることの方が圧倒的に多いです。

2019年に突入している今ですら。

 

だからこそ僕は「ミニマリストの魅力を説明して、多くの人に伝える」を仕事にしている。

僕自身も物を減らすことで人生が激変した人間なので、僕の活動で同じような人が増えて、感謝されるのは率直に嬉しい。

それでも「説明が面倒」だという矛盾を感じるのは、ミニマリストという生き方が何も特別じゃなく、至って「当たり前のこと」だと確信しているから。

 

つい昨日も「ブームからだいぶ経つのに、ミニマリストという社名を使っている人が1社もないのに驚いた」と言われたのですが、本当にそう思います。

だから「ミニマリスト」を会社名にすることで、ミニマリストという「身軽に生きる人たち」を、説明が要らないくらい当たり前にしたいと思った。

会社という旗を立てることで、ミニマリズムという素晴らしい文化を残し、広めたい。

じゃあ具体的に、会社を作って何をするのか?

 

当面の目標は「身軽に暮らせる、小さな家作り」

「ミニマリスト向けの不動産を建てたい」

ずっと前から、ブログやSNSでも言い続けてきた目標です。

参照:僕はミニマリスト向けの小さい不動産を建てる

 

つい最近も、4畳半の我が家から退去通知を受けたばかりですが、なんと今の家と同じような小さい家が福岡に存在しないんですよ。

「小さい家」に住みたいのに、「大きい家」しか見つからない。地方は特に。

だから、自分で作ります。

自分のために、自分で小さい家を作って、自分で住みたい。これが当面の目標。

その流れで小さい家を建てまくって、「物が少ない人向け」の選択肢が増えれば、自然とミニマリスト的な生き方が「当たり前」になるはず。

 

個人からチームプレイへ

だからこそ、個人プレイで「ミニマリストの思想を人に伝える」だけでは限界を感じています。

今までの僕はというと、ブログやSNSを通して、ミニマリストになってからの変化や生活の様子を発信し続けてきました。

おかげさまで、様々なメディアに出演させて頂いたり、出版した本は国内外まで広く行き渡った。

 

そうやって「ミニマリストしぶ」という名前で「ミニマリストの思想を人に伝える」活動してきたのが、ここ2年の話。

今後はチームで「ミニマリストの思想を形にする」に注力したいなと。

具体的には、ミニマルな視点で作った製品や家を作ったり、あるいはサービスを作ったり。

 

例えば、僕が取り組んでいるオリジナルブランド「MINIMALS」なんかは僕一人ではなく、チームで行なっている事業。

写真はMINIMALSの開発担当であるMさん

1人で出来る情報発信とは違って、物やサービスを作るのは、1人じゃ到底無理です。

個人からチームプレイに切り替えたい。だから、このタイミングで会社を作りました。

今はミニマリスト向けに「身軽になれるモノ作り」をしているけど、ゆくゆくは家やサービスにも着手していきます。

 

最終的な目標は「ミニマリストであることを、説明しなくて済む世の中にすること」

・・・とまぁ、会社設立の理由をあれこれ語ったけど、結局は「僕が身軽になりたいから」が1番の理由ですね。

 

繰り返しますが、世の中にもっと「物が少ない人向け」の選択肢を増えれば、それでいい。

そうなれば勝手に「ミニマリストの説明が不要な世の中」になっているはず。

それが達成できたら、会社を潰したいですね。会社を背負ってる時点で、僕が身軽じゃないし。

 

だからミニマリストが仕事にならなくなるまで、ミニマリストを仕事にする。

僕がもっと身軽になるために。

Minimalist,inc. |株式会社ミニマリスト