最終更新日: 2017/10/08

部屋も食事もシェアしよう。新しい宿の形、シェアホテル「HATCHi 金沢」

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」

「シェアホテル」

そんな、今までに聞いたことのない名前のホテルに興味を引かれました。

それが金沢の2016年の3月にオープンしたばかりで間もない「THE SHARE HOTELS HATCHi(ハッチ)」。

エントランスの外観はホテルというよりも、カフェ&バーのような飲食店です。

それもそのはず、ホテル内には3つのショップが併設されているのです。

ダイニング:a.k.a

コーヒースタンド:Hum&Go#

キオスク(お土産屋):[g]ift

宿と各種ショップが併殺されてある、これが「シェアホテル」である所以です。

 

HATCHiの中に併設されているダイニング「a.k.a」。

もちろん、宿泊者でもない一般客も利用できます。

 

店内併設コーヒースタンド「Hum&Go#」のカフェスペース。

すぐ隣にあるダイニングとカフェで、食事スペースは共用となっています。

 

「HATCHi」ではチェックイン時、事前に「a.k.a」の朝食を予約することが可能。

和食の料理人が、地元金沢の食材を使った朝定食を楽しむことができます。

朝食は900円から。土鍋で炊き上げた白米も絶品でした。

 

「シェアハウス」である所以はもう一つ。

それは部屋がゲストハウスのような、ドミトリー形式のベッドルームになっていること。

 

カプセル式のベッドルームになっていますが、他のゲストハウスと違って気持ち広めに感じました。

室内にはハンガーラックだけでなく、クローゼットも用意されています。

 

室内の照明が、和風なスタンドライトになっているのに拘りを感じます。

風情ある金沢に合わせた照明でしょう。

 

地下に降りると、共用のリビングとキッチンがあります。

宿泊者がメイン使う共用部分です。

 

見ての通り、キッチンのスペースがかなり広く、設備も充実しています。

 

冷蔵庫や炊飯器、電子レンジなど各種調理器具が1箇所にまとまっていて融通が効きます。

個人的に、無印良品の調理器具で統一されてあるのがポイント高いです。

 

リビングには大きな液晶テレビが壁掛けしてあります。

他の宿泊者さんが24時間テレビを見ていたのが記憶に焼きついています。

 

同じくリビングには木製テーブル以外に、ゆったりくつろげるソファも設置されてあります。

 

地味に嬉しいのが、共用のリビングからすぐ近くにコインランドリーがある点。

洗濯と乾燥を待っている間に、リビングで時間を潰すことができます。

 

こちらが共用のシャワールーム。

丸型のミラーであったり、コンクリート打ちっ放しの洗面所がお洒落すぎます。

 

シャワールームのドア部分も木目デザイン。

シャワーのロゴと金色の金具が印象的です。

 

そんなシェアホテル「HATCHi」は金沢の観光名所である、東山ひがし茶屋街から徒歩2分。

茶屋街を中心に楽しみたい旅行客におすすめの宿です。

 

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宿も食事もみんなでシェアしよう

「シェアハウス」の正体、それはホテル内にある各種ショップ、ドミトリー形式で部屋を共用する点にありました。

形式はゲストハウスに近いですが、特に差を感じたのは「ビジネスホテルのような、丁寧な接客」です。

一般的なゲストハウスのオーナーはフレンドリーな喋り口調で、積極的に交流を図ってくれますが、シェアホテルはあくまでもお客を”もてなす”ための接客。

「交流はあくまでも宿泊者同士で」というのがセオリーでしょう。

 

そんなシェアホテル「HATCHi」は1泊3800円から。事前の予約で、今回は2880円で宿泊できました。

ただし併設の飲食店も利用すると料金はかさみますので、予算には余裕を持ってお越しください。

▶︎THE SAHRE HOTELS「HATCHi」金沢

 

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