最終更新日: 2019/08/06

元ゴミ屋敷の住民がミニマリストになれた捨てる技術まとめ

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」

▲ミニマリズム宣伝大使としてYoutubeの投稿を始めました。年内に登録者を3万人を目指しているので、チャンネル登録を何卒…!

 

この記事は、動画に使ったメモの内容をまとめています。

参照元:元ゴミ屋敷の住民がミニマリストになれた断捨離術まとめ

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まずは「物を減らすメリット3つ」を知ろう

①「手間」を減らして「ゆとり」を増やすことで、したいことに集中できる

家事の時間を短縮できたり、探し物をする時間を無くせる。

結果として、毎日の生活に「ゆとり」が生まれ、自分の趣味や仕事、家族や友人との大切な時間を確保することができる。

 

②本当にお気に入りの物だけに囲まれた生活ができる

ミニマリストが目指すべきは「少数精鋭」の状態。

物の数が少ないぶん、持ち物の1つ1つに多くのお金と時間をかけられるようになるので、上質な物が手に入る。

ミニマリストは物の数こそ少ないが、選び抜かれた精鋭だけで豊かな暮らしができる。

 

③取捨選択が上手くなる

物を捨てる過程で「いる・いらない」の判断を何回も繰り替えすことになるので、断捨離を通じて取捨選択の訓練ができる。

僕らの人生は「どんな人と付き合い、どんな場所に住み、何を食べるか」といった選択の連続で成り立っている。

だからこそ「何を捨て、何を残すのか」を考え、取捨選択の能力を磨くことでより豊かな人生を手に入れられるのだ。

 

物を減らす5つの手順

①「捨てるかどうかで迷う物=いらない物」

例えば現代人でスマホを捨てようかで迷う人は少ないはず。無いと困るから。

本当に必要な物は、そもそも「捨てよう」なんて発想にすらならない。

「ときめく物だけを残す」で有名な、こんまり先生のメソッドに例えるなら「ときめく物=捨てるかどうか迷わない物」

 

②朝イチに、短期集中でまとめて捨てる

「仕事おわりに捨てるつもりが、疲れて寝てしまった」など、やらない言い訳をしないために朝イチで捨てよう。

物を捨てたり、片付けをするという行為は、とても体力を使うから。

できれば「土曜の朝から」など、短期集中で取り組めるスジュールを組むと良い。

 

※ミニマリストの間で「1日1捨」という習慣があるが、できらば細かくより短期集中でやるのがオススメ。

1個ずつ捨てるだと、持ち物の全体量を把握しにくいので「ストックがあると思ってたけど無かった。捨てて後悔した」など、失敗が起きやすい。

短期集中でまとめて捨てる場合なら、部屋にある持ち物すべてに目を通すことになるので、持ち物の量を見誤る可能性が低い。

 

③とりあえずBOXを使い「それが無い生活をやってみる」

ダンボールで構わないので「捨てるかどうか迷っている物」を一時的に保管する物を用意し、土曜の朝など定期的にチェックする。

いきなる捨てるのが怖いという人とでも、その物がない生活を暫くやってみたら、案外捨てられる可能性があるから。

結局は捨てる勇気。断捨離を通じて少しずつ培っていこう。

 

④写真に撮って捨てる

「写真に撮ってから物を捨てることで、15%多く物を減らせる」ということが、ペンシルバニア州立大学の研究でわかっている。

僕らが本当に捨てられないのは、物そのものではなく、物にまつわる思い出だから。

また、写真に納めておくことで、「過去にどんな物を捨てて来たのか」記録を取って反省することもできる。

 

⑤物を捨てる時には必ず、「なぜ捨てることになったのか」を考える

取捨選択の精度を上げる1番の方法は、失敗談を蓄積すること。だから物を捨てる時には必ず「なぜ捨てることになったのか」を考える。

服1つでも「色が奇抜で着回し難かった」「欲しくないのにセールに釣られた」など理由は様々。

トライアンドエラーの繰り返しで、余計な物を買わないコツがわかってくる。

 

家具・日用品・服…何から捨てればいい?5つの優先順位

①ゴミ

とても当たり前で初歩的だが、とても大事なこと、

そもそも物が多い人は、ゴミが散らかっている場合が多く、さらに「ゴミが散らかっている状態」に居心地の良さを感じている人が多い。

まずは明らかなゴミを捨てて、「ゴミを気持ち悪いと思える自分」を目指そう。

 

②買い直しが効く物

初心者がいきなり、卒業アルバムや思い出の品など「2度と手に入らない物」を捨てるのは危険。

取捨選択が下手な状態だと、捨てて後悔する可能性が高いから。

まずは「捨てて失敗しても、買い直しできる物」からスタートし、取捨選択の能力を磨こう。

 

③余り物・ストック

同じ色のボールペン・ボロボロの下着・何着もあるパジャマ・書籍etc…

余り物やストックから捨てるだけなら、生活に支障が出ない。

 

④収納

「まだ収納に余裕があるから、とりあえず買っておこう」といった具合に、人は余白を埋めたがる生き物。

なので、衣装ケースなどの過剰な収納を思い切って減らしてみよう。

収納できるスペースが存在しなければ、買おうという発想をしなくなる。

 

※今より狭い家に引っ越すのもオススメ。

しぶの持ち物が少ないのは、家が4畳半で所有できるスペースが狭いから。

引っ越しをすることで、強制的に断捨離せざるを得ないので、まとめて物を減らすことができる。

 

⑤小さくできる物・ダウンサイジングできる物

具体的には「バスタオル」がそう。

短髪で体を吹くだけなら、フェイスタオルのサイズで十分。バスタオルは過剰にスペースを奪うし、洗濯も大変。

他には、「大きな冷蔵庫→ホテルサイズの冷蔵庫」「ベッド→折りたたみマットレス」などに買い換えるなど。

買い替えが前提になるので、優先順位は低め。物を減らしてお金に余裕が生まれてからでも良い。