ミニマリストしぶ
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「物を効率的に減らす方法やテクニックを知りたい」
この記事はそんな悩みを持つ方へ向けて書いています。
どうも、ミニマリストのしぶです。(@minimalist_sibu)
物を買ったり手に入れる時は簡単なのに、捨てたり手放したり時って逆に物凄いエネルギーが必要で大変ですよね。
僕はミニマリストになってから持ち物をできる限りまで減らしていき、最終的には108個の持ち物だけで生活できるようにしました。
本当に必要な物だけ、お気に入りの物だけに囲まれて生活したいと考えたからです。
この記事では自分にとって必要な物を絞っていくために必要な考え方や効率的なテクニックを紹介していきます。
▼Youtube動画でも語っています。
元ゴミ屋敷の住民がミニマリストになれた物を捨てる方法まとめ – YouTube
持ち物の80%は不要。「パレート(80:20)の法則」
パレートの法則は「全体の8割のことは、2割の要素で成り立っている」というもの。
僕自身が今までたくさんの物を捨てたからわかることがあります。
それは持ち物の8割は必要ない物だったということ、パレートの法則が持ち物にも当てはまるということです。
下記は僕が残してきた持ち物と 捨てた物の一例です。
残した持ち物の一例
- マットレス(寝具)
- 作業用デスク
- iPhone
- ノートパソコン
捨てた物の一例
- ベッド
- バスタオル
- 卒業アルバム
- デスクトップ型のパソコン
- ボロボロの下着
- ラグ
僕は「本当に生活に必要不可欠な物だけを持っていたい」と考えて物を捨てていったので、寝具とデジタル製品くらいしか残りませんでした。
例えば今までの物を捨てる際に以下のようなことを考えてきました。
(例1)ベッドを捨てた理由
寝るために何が必要かと考えた時、わざわざベッドを設置しなくてもマットレスさえあれば寝れることがわかったのでベッドは捨てました。
(例2)バスタオルを捨てた理由
入浴後に水を拭き取る時、髪が短い僕はバスタオルを使わなくてもハンドタオルで十分に体を拭けることがわかったのでバスタオルを捨てました。
おまけにバスタオルだと面積が広いぶん干すのに時間もかかるし、かさばって場所もとります。
(例3)卒業アルバムを捨てた理由
卒業アルバムなんで毎日見返すわけでもないし、だいたいアルバムを見返す時って友人とか一緒に見る人がそばに居る時です。
だったら自分がアルバムを持っておかずとも、見たくなったら友達が持って居るアルバムを見せてもらえばいい。
友達からのメッセージが書いてあるページだけスマホで写真にとって保存しておけば、実物のアルバムへの執着はなくなりました。
・・・例のように、実は自分の持ち物のほとんどは要らない物である可能性が高いです。
周囲見渡して「それ本当にいる?!」と自分に問いただしてみてくだい。
断捨離をするとこんなメリットがある
それでは80%の持ち物を捨てる前に、「物を減らすことでこんな良いことがあるんだな」というプラスのイメージを膨らませておきましょう。
物を捨てて身軽になった自分をイメージしておけば、ワクワク楽しみながら物を捨てることができるからです。
お気に入りの物だけに囲まれて生活できるようになる
見ていて心が踊るような、お気に入りのモノだけに囲まれて生活するって素敵じゃないですか?
例えばAppleStore。
iPhoneやMacBookなどセンスのよいデジタル機器だけしか置いていない空間ってワクワクしますよね。
そんな風に自分の部屋のインテリア、毎日使うカバンの中身1つ1つをお気に入りの物だけに絞れるよう、断捨離をする必要があります。
不用品の管理にかかるコストが浮いて自由に使えるお金と時間が増える
例えばの話、使っていない物のために広い家に住んでいたとするとスペースに対して無駄に家賃を払っているのと同じです。
無駄な物を減らせばそのぶん狭いスペースで満足できるようになるので家賃の安い部屋に住むことだってできます。
何より、物を捨てて断捨離を繰り返すうちに
「どうしてこんな物を買ってしまったんだろう」
「これは自分に似合わない物だったな」
そんな風に反省を繰り返して、自分にとって必要な物や相性の良い物がわかるようになってきます。
結果として無駄な買い物を避けるようになりますし、余分な物を管理するための労力と時間を使わないで済むようになります。
「どこに置いてたっけ?」とイライラ悩まなくて済むようになる
僕は持ち物を減らしたおかげで、部屋に置いてある物の配置場所は保管場所も全て正確に記憶できるようになりました。
持ち物が少なくなるので、1つ1つの持ち物に対して割ける余裕も出てきます。
物が置いてある場所がわからず「あれがない、どこに置いてたっけ」と悩むとかなりのストレスです。
物もストレスも一緒に捨ててしまいましょう。
物を捨てるための3つの判断基準
物を減らした後の新しい自分にワクワクできたら、次は物を捨てる際の基準を決めておきます。
ただし、「何を捨てたら良いのか」と捨てるための基準を考えはじめるとキリがないので、
ここでは断捨離をシンプルにするため、僕が最も効果的だと思う判断基準を3つに絞っています。
①捨てるか迷う物=いらない物
ぶっちゃけた話、この基準さえ守ればほとんどの物は捨てられます。
自分にとって本当に必要な物だったら、そもそも捨てようなんて発想すら浮かばないはず。
例えば僕の場合、スマホやパソコンは絶対に捨てようと思いません。
「誰とも連絡取らなくていいからスマホも要らないし、仕事もしたくないからPC捨てよう」
とはならないからです。
捨てたいと思う時点で、もう自分には必要ないという答えが出ているのです。
②もったいない=いらない
いざ捨てようと思っても、「もったいない」という感情が邪魔してしまうことがあります。
- 絶対に訪れないのに「いつか使うかも」と備えておきたいから
- せっかく高いお金を払って買った高級品だから
- 記念に知人から頂いた物だから
僕らがフォーカスすべきは「今この瞬間の生活」です。
値段が高いから、思い出の品だからと言って今の生活に必要ないなら、それはいらない物で間違いありません。
③「自分の人生を豊かにしてくれる物」じゃないなら捨てて良い
僕が最近購入した物に自動お掃除ロボットのルンバがあります。
「これさえあれば、僕の嫌いな掃除をしないで済むようになる」
ルンバを買って掃除の手間を省けば、今の生活がより豊かになると確信したからルンバを持っているのです。
あなたは自分の持ち物1つ1つを見た時に「どうしてこれを買ったのか」と理由を説明できますか?
みんなが持っているからとか、無いと不安だからとか抽象な理由の物は捨ててしまいましょう。
実践的な断捨離テクニック
捨てる際の判断基準がわかったら、あとはそれに従って物をバッサバッサ捨てていくのみです。
ただし物を捨てるときはかなりのエネルギーと時間が必要になってきます。
物を捨てるのに疲弊しないためにも、効率的に断捨離ができるようになるテクニックを紹介していきます。
場所と時間を区切りながら、メリハリをつけて捨てていく
人間の集中力も無限ではないので、掃除する場所を指定したのちタイマーで時間を区切って、一気に物を捨てていきましょう。
捨てる量や場所の広さに合わせて1回15分〜30分程度に区切って断捨離していくことをおすすめします。
ビニール袋、ボロボロの下着etc…「100%いらない物」から捨てていく
お店でよくもらうビニール袋や紙袋のストック、ボロボロでヨレヨレになった下着など。
まずは躊躇なく捨てられる簡単な物から捨てていきましょう。
何事も0→1にする時が一番エネルギーを使います。
車のエンジンも走り始めが一番エネルギーが必要で、加速しきると後は自動で進みます。
簡単な物から捨ててブーストが掛かったら、その後も自然と物を捨てられるようになっているはず。
「とりあえずBOX」を作って一時的に保留する場所を作る
捨てたいと思うのに、未練が残ってどうしても踏ん切りがつかない。
そんな時のために不用品を一時的に保管しておく専用の箱を作っておくと便利です。
捨てるか迷っている物を箱の中に封印しておいて、それが無くても生活に困らないかを数日実験してみる。
無くても生活できたら、それはいらない物であるである判断できるので潔く捨てることができます。
多機能な物に買い換えて物を減らす
1つのアイテムで複数の役割をこなせるオールインワンな多機能アイテムに買い換えれば、持ち物の数を減らすことが可能。
ボールペンを複数本持っている人であれば、多機能ボールペンを使えばペンを1本にまとめることができます。
カッターなんかも日常的に紙を切る作業をするような人でない限り、ハサミ1本あれば十分ですよね。
紙の本は本電子化代行サービスを使って処分する
紙の本は場所を取って邪魔ですし同じ本を読み返すこともそう滅多にないので、電子化してスマホやタブレットで読めるようにするのがオススメ。
本の電子化を代行してくれるサービスもあるので業者さんに任せてしまう方が楽です。
代行サービスの1つに「BOOKSCAN」というサービスがあります。
僕も昔は紙派の人間でしたが、今では電子書籍になれてしまって紙の本は滅多に読まなくなりました。
それに本を買う際も紙より電子書籍の方が価格も安いのでお財布にも優しいです。
また、読み終わった本であれば中古本買取サービスに引き取ってもらうのもアリですね。
関連記事:中古本を高値で売れる買い取りサービス20種類を徹底比較した!
フリマサービスで不用品を高く売る
「あなたの不用品は誰かの宝物」
不用品をオークションやメルカリを使って売り渡す、定番の断捨離方法ですね。
僕もよく使い終わったスマホや家電類はフリマサイトで売り渡して、そのお金で新品の商品を買い直したりしています。
ただし注意がひとつ。
ただ捨てるだけじゃ勿体ないから、なんでもかんでも要らない物は全部売ってしまおうと考えるのは危険です。
売るために商品の写真をとって公開したり発送したりって結構な手間が掛かります。
↓
「売るの面倒くさいから後回しにしよう」
↓
結局捨てない
こんな悪循環にハマると結局物を捨てられなくなってしまうので、物を売る際は「〜円以上で売れそうなら出品する」と基準を決めておくと良いです。
自分で決めた金額よりも安くなりそうなら捨てる。
売っても金額が安くて労力に見合わないなら潔く捨てる勇気も必要です。
(終わりに)物を減らして身軽になろう
この記事では物を捨てる方法について書きました。
当ブログ「ミニマリストしぶのブログ」では過去にも持ち物に対するマインドを書いた記事があります。
▼物を減らして、持ち物に対するマインドをもっと深めたいと思った方はぜひ、下記の記事を参考にしてください。
ミニマリストしぶに聞いた”捨てる”効果が想像以上だった。「捨てるコツは全部で5つあります」|新R25 – 20代ビジネスパーソンのバイブル
▼Youtube動画もどうぞ。