最終更新日: 2021/09/16

貧乏人の家に物が多い理由

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」

『ドラマの演出では「貧乏人の家」の家にはモノをわざと増やし、余白をなくすことで「貧困」を表現する。逆に、豪邸のセットではモノを減らし、何も置いてない床の面積を増やして「余裕」を表現する』

これは、ドラマの美術スタッフさんに聞いたお話です。

言葉を選ばずに言うなら、「貧乏人の家にはモノが多い」わけですが、なぜでしょうか?

 

「金持ちは部屋が広いから物が少なく見えるだけ」と言う人もいますが、たとえばダイニングテーブルに大量のモノを散らかしたまま、ご飯を食べたりするような家庭は、お金持ちには少ないはずです。

また、チラシのデザインでも「ハイブランドなど高所得者に対するデザインでは余白をつけ、大安売りのスーパーなど低所得者に対してはグチャグチャに、隙間なく情報量を多くすることで”いかにお得であるか”を訴求する」という話もあります。

今回は「貧乏=物が多い」理由について、僕の過去の経験も踏まえてお話したいと思います。

 

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物を買うから、お金が減る。

  1. 物を買う
  2. お金が減る
  3. お金のためにに働く(時間を切り売りする)
  4. 物が増えた挙句に整理整頓・物の入れ替え・探し物など手間が増える
  5. 片付けに費やす時間も、精神的な余裕もなくなる
  6. 部屋が物だらけになる
  7. ストレスを発散するため1に戻る

やはりお金に困っている人ほど「物の消費=時間の消費」という認識が薄いし、貯まったストレスを「物の消費」で発散しようとするんですよね。

結果的に「お金が減り続け、物が増え続ける」というループから抜け出せなくなってしまう。

関連記事:物を買って支払うのはお金じゃない。「物の消費=時間の消費」という認識はありますか?

 

お金がないから「量→質」へシフトできない

少ない物で満足するためには「自分が本当に欲しい物」を手に入れる必要があります。

だから量→質を重視して物を買う必要がありますが、お金に余裕がない状況が続くと「質の良い物」にお金を回すことができません。

まさに「選択と集中」が疎かになっている状況です。

「安物買いの銭失い」をせざるを得ないから、物の量も増える続けるんですよね。

 

自己破産してお金に困っている時が一番散らかっていた

僕は中学生の時に親が自己破産してそのまま離婚という経験をしているのですが、この時以上に部屋に物が溢れた時期はありません。

▼優に200平米を超えるような大きい家だったのに、どこもかしこも物だらけ。

 

▼同じ部屋のビフォーアフターがないのでこれしか比較写真がないのですが、破産する前はどの部屋も綺麗に整頓されていました。

お金がないから精神的な余裕もなくなるし、片付けを怠って家中が物で溢れてしまう。

悲しいことに僕の実家は自己破産から8年経った今でも、画像と同じようなゴミ屋敷のままです。

「お金が減り続け、物が増え続ける」というループから抜け出せておらず、経済的な状況もさほど変わっていません。

(ゴミ屋敷が嫌で、僕は滅多に実家へ帰らないのです)

 

心に余裕がないから物も増える

「貧乏ほど物が多い」を示す統計はありませんが、過去の経験を踏まえてもお金持ちの家ほど物が少ないシンプルな部屋であることが多いです。

これは経済状況に限った話ではなく「心に余裕のない人ほど物が多くなる」というだけの話でしょう。

  • お金がないから心に余裕がない。
  • 失恋したから心に余裕がない。
  • 仕事のしすぎで疲れが貯まる。疲れて心に余裕がない。

「心が散らかると部屋も散らかる」とはよく言ったものです。

しかし裏を返せば「余分な物を減らせば心に余裕が生まれる」ということ。

上から目線な書き方になってしまいましたが、自分への戒めとして胸に刻んでおきたいと思います。

 

(追記)逆手にとった記事を書きました。

▶︎「金持ち」と勘違いされる、シンプルなお金の使い方