最終更新日: 2018/08/07

意志力を奪うマイ水筒。

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」

「前に紹介していた薄型の水筒が持ち物リストから消えていますが、もう手放したのですか?」という質問頂いたのでお答えします。

ちょうど去年の夏に、薄型の水筒をブログで紹介したんですよ。

参考:ポケットに水。手ぶらで持ち歩ける水筒「memobottle」

手放した理由は様々あります。水筒は夏場しか持ち歩かない、飲み物を入れる手間と水筒を洗う手間が惜しい…

飲み終わったら空の容器が荷物になる、仕事柄カフェや仕事先で飲み物が飲める…など。

が、1番の理由は「エネルギーや時間を奪う物は、出来るだけ持ち歩きたくない」という思考に切り替わったから。

 

メンタリストDaiGoさんから聞いたお話なんですが、研究で「持ち物が増えて、背負う物が重くなればなるほど意志力が下がる。意志力が下がると無駄使いが増えるので、カバンの中など持ち物は軽くした方が良い」というのが判明しているそう。

実際に僕も、カバンの重さで肩が凝ったり疲労感を感じている時ほど、無駄な買い食いが増えたりしていました。

多くを持つほど意志力が削れ、お金の無駄使いが増えたり、飲み会を断れなくなったりする確率が増えると。

 

特に飲み物って、自分で持ち歩かなくとも出先のスーパーで自動販売機なりで調達できるんですよね。

仮に真夏の7月・8月だけ、自動販売機で毎日ペットボトルを買ったとしても、高くとも月5000円程度。

水筒を持ち歩くエネルギー、水筒を洗ったりする手間や時間を考えれば、僕の場合は自動販売機なりで買った方が安上がり…という。

 

ここでは水筒を例に出しましたが、要は「これは貴重な意志力を使ってまで、持ち歩く価値がある物なのか?」を考えて欲しいということ。

1個1個は大した重荷にならなくても、積もれば相応の負担になります。

僕の場合は「節約やエコを考えて持ち歩いていた水筒が、必要以上に自分のエネルギーを奪っていた」というお話でした。