最終更新日: 2017/10/08

この狭さが落ち着く。1.5畳のホテル「ニュー松竹梅」

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」

僕が「安く泊まれるホテル」と聞いてイメージするのは”東横イン”のような、簡易ビジネスホテル。

だから1泊5000円に収まれば安い。そう思っていました。

 

そんな僕のイメージを塗り替えてくれたのが、名古屋市にあるホテル「ニュー松竹梅」。

レトロな外装を含め「ニュー松竹梅って何だよ」とツッコまざるを得なかったのですが、システム料金を見て納得。

名前の由来は「部屋のグレードが3段階」あるからでしょう。

部屋のグレード

松:シングル(2500円)

竹:女性用シングル(3000円)

梅:ツイン(5000円)

 

前日に予約して1泊2550円(税込)、カプセルホテルやゲストハウス並みの価格。

タイトルに書いてある通り、1.5畳(3平米)とはいえ「こんなに安くて大丈夫なのか?」と不安になるレベルです。

 

安いからといって、立地が悪いわけでもなく。

愛知県のど真ん中「名古屋駅」から徒歩8分です。

 

ホテルのエントランスを抜けると、レトロなエレベーターが。

全36部屋、9Fまであります。

 

部屋の前まで到着しました。

1.5畳だけに、ドアがかなりの縦長設計。

 

到着しました。これが1.5畳のホテル…!

これでyoutubeの音をスピーカーで再生しても、他人の迷惑をかけることはありません。

個室イズジャスティス。

 

折りたたみの簡易テーブルには、テレビとアメニティが。

僕が住んで居たミニマリスト部屋でも折りたたみテーブルを使っていたので、妙な親近感を感じます。

 

アメニティは歯ブラシ、フェイスタオル、パジャマの3点。

まさに必要最低限のアメニティ。

 

イスはスツールで、近くに延長のケーブルが走ってます。

ホテルの電源コンセントって、大概がデスクな壁に埋め込まれていて使いにくい印象でしたが、延長を引っ張って使えるのは便利でしたね。

 

(布団からが収まりきれて折りたたまれてる…笑)

シングルサイズのコイルベットが設置してあります。

チェックアウト時に清掃の様子も見ましたが安いからといって抜かりなく、しっかりと清掃も行なっていました。

 

もちろんエアコンも完備、それも結構新しい型。

1.5畳しかないので、空調がめちゃくちゃ効きます。

 

トイレと洗面所は共用、同じ階にトイレがあります。

 

ポッド・綿棒・ティッシュは洗面所に設置してあるものを共用します。

 

同じくシャワールームも共用。

地下B1Fに3つ設置されてありました。

 

コインランドリーはシャワールームと同じ階に設置済み。

 

一味変わっているのが、チェックアウトの形式。

部屋に設置されてある「鍵返却用BOX」に入れてそのまま退室できます。

わざわざフロントまで行かなくて良いのは楽です。

 

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気になった点

チェックアウトの時間が早い

朝の9時にチェックアウトと、宿としては早めの設定です。

「旅先での疲れを癒す」という点において、9時だとやや窮屈。

僕自身、8時におきてバタバタ退室の準備をして焦ってしまいました。

 

防音性はアパート並み

アパートレベルの防音性でしょうか、廊下の足音や隣の部屋の音、外で車が走る音が結構聞こえてきます。

個室で寝れるだけで贅沢なのですが。

 

やっぱり個室が落ち着く

「寝泊まりできればどこでもいい、安いほうがいい」という考えから、ここ最近はずっとゲストハウスのドミトリーで寝泊まりしてました。

ただドミトリーだと一つの部屋で他のお客さんと寝る形になるので、どうしてもイビキや雑音が気になるし、自分自身が立てる音で他人の迷惑にならないかと気を使います。

「完全な密室で、プライベートを確保できれば、こんなにも寛げるのか」と改めてニュー松竹梅で気づかされましたね。

横で寝れて、一人の時間さえ作れれば、部屋の広さはどうだっていい。

2500円で1.5畳。大変満足でした、

▶︎ニュー松竹梅ホテル