ミニマリストしぶ
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「幸せとお金の経済学」という本が面白かったので、内容をメモしておきます。
当記事の画像・引用文出典:幸せとお金の経済学
(最初に)「地位財」と「非地位財」について
前提として、この本では「地位財」と「非地位材」の2つを比較しながら話が進みます。
地位財:生存競争に必要な物(大きな家・マイカー・高級腕時計etc…)
非地位材:他人との比較関係なしに、自分自身が満足感を得るのに必要な物(健康・旅行・自由)
①「見栄」は本能だから仕方がない。受け入れて抵抗しよう。
・「人と比べて見栄を張る」のはDNAに組み込まれた本能
・しかし本能に従って地位材(見栄のため)にお金を使うと幸福度が下がる
・なので見栄は本能と認めた上で、本能に抗って非地位材(見栄じゃなく自分のため)にお金を使うと幸福度が高くなる
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— ミニマリストしぶ (@minimalist_sibu) 2017年11月29日
②見栄は相対的な概念だから、天井がない
▶︎見栄の良さというのはそもそも相対的な概念
これは本当にそう。
100万円の腕時計は1000万円の腕時計よりも安いし、
1000万円の腕時計は1億円の腕時計よりも安い。
100円均一の腕時計でも、お金を持たない幼児から見れば一級品。
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③「普通」を追い求めると、幸福度が下がる
▶︎なぜ「普通の生活」を続けてもお金が減り続けるのか?
世間一般の普通を追い求めること自体が、「他人より優位に立ちたい」という欲求の現れ。
そして普通を維持するだけで精一杯になり、本当に自分が必要とする事にお金を回せず、幸福度が下がる
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(まとめ)見栄の為に大きい家に住むな。差額を見栄以外に回せ
科学的な知見から見ても「小さい家に住んで、その差額で見栄じゃない自分が求めることにお金を回すのが最強」である。
だから結局の話、手っ取り早く幸せを掴みたいなら1番の障害である「見栄」を捨てろ、他人と比べるなだってさ。
シンプルすぎる。
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ミニマリストとして生活する中で体感として分かってはいたけど、経済学の観点からみても正しかったんですね。
自分の生き方は間違ってなかった…と背中を押してもらえたようで、読んでいて嬉しくなりました。
そして本の内容はこの記事に書いてある通りです。
経済学の本なので分厚いし、内容も堅苦しいですが、もっと深く知りたい方は実際に読んでみてください。