ミニマリストしぶ
最新記事 by ミニマリストしぶ (全て見る)
- 2冊目の著書を発売しました。なんと4年ぶり…【手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択】 - 2022年3月11日
- ミニマリストしぶの全持ち物リスト219個と、所有の理由まとめ(2021年7月更新版) - 2022年1月10日
「格安SIMにするとスマホ代が安くなるって聞いたけど、どうやって乗り換えたら良いのかわからない」
「格安SIMに興味はあるけど、仕組みがイマイチわかってない…」
そんな人に向けて、この記事では格安SIMの知識が0の人でもわかるように解説していきます。
ある日のできごと・・・
というかその「格安SIM」って何なの?
二人とも「格安SIM」を知らないんですか?笑
だったら今すぐ格安SIMに乗り換えましょうよ!
僕が1から全部教えるんで!
・・・気づいた時にはもう、僕たち3人は格安SIMコーナーの前に立っていました。
格安SIMに変えるといくらの節約になる?
乗り換える手順を教える前に・・・
格安SIMに乗り換えるといくらの節約になるか気になりますよね?
先ほどの会話の後、実際に2人は格安SIMに乗り換えることになるのですが、
まずは3大キャリア(docomo・au・SoftBank)から格安SIMに乗り換えた3人の実例を紹介します。
ケース① 本橋へいすけさんの場合
docomoで契約していた時:10000円
格安SIMに乗り換え後:1600円
8400円の節約に成功しています。
ケース② せらなつさんの場合
docomoで契約していた時:8000円
格安SIMに乗り換え後:1600円
6400円の節約に成功にしています。
ケース③ しゃなりさんの場合
SoftBankで契約していた時:9500円
格安SIMに乗り換え後:1600円
会話の冒頭で紹介したお友達、しゃなりさんの場合は7900円の節約に成功しています。
ここで紹介した3人全員のスマホ代が1600円になっているのは、格安SIMで毎月3GBのデータ通信ができるプランを選んでいるからです。
▼「FREETEL」の格安SIMを使う場合の料金表
ひとまず3人には3GBのプランを契約してもらいましたがその理由は、
スマホユーザーの6割が、毎月3GB以内の通信容量で足りているというデータがあるからです。
これを機に3GBに減らしてみよう。
どれくらいデータ通信を行うかによって料金は変わってきますが、
格安SIMの場合だと10GBのデータ通信を行なっても月額はMAX3000円程度、
まったくデータを使わないで1GBのプランを選べば月額1000円程度に収めることができます。
そもそも格安SIMって何?何で安いの?
「格安SIM」は画像のように、SIMカードを契約して自分のスマートフォンに刺して使います。
スマートフォンを契約する時はdocomo・au・softbankといった3大キャリアを使うのが主流でしたが、
この3大キャリア以外にも「格安SIM」を使ってスマホを契約できる業者が出てきました。
それに格安SIMって電波は大丈夫なの?
また格安SIMの料金がこんなにも安い理由は、電波だけを借りて無駄なサービスや人件費を削っているから。
それと比べて3大キャリア(docomo・su・SoftBank)は、電波の基地局や広告費などにお金をかけているぶん、どうしても金額が高くなってしまいます。
格安SIMは少しでも金額を下げるため、とことん無駄を省く努力をしているのです。
格安SIMのメリット・デメリット
格安SIMってメリットしか見つからないけど、何かデメリットはないの?
格安SIMは安く利用できてお得な一面もあるけど、デメリットもいくつかあるんですよね…
お得に使える格安SIMですが、当然メリットだけではなくデメリットもあるので順番に説明します。
安さだけじゃない!格安SIMのメリット
- 毎月の通信料がおよそ1000円〜3000円程度に節約できる
- 1GB~50GBなど自分の使い方に合わせてプランを柔軟に選べる
- LINE・Twitter・instagram・facebookなど主要SNSが使い放題のプランもある
- 2年縛りがない
- 月額料金がずーっと同じ(3大キャリアでありがちな2年縛りの値引きがないため)
格安SIMは料金が安くてプランも様々です。
SNSが使い放題のプランもあるのでSNS中毒にはありがたい!
ここは注意!格安SIMのデメリット
- 「docomo.ne.jp」などのキャリアメールが使えなくなる
- キャリア決済が使えなくなる
- LINEの年齢認証ができないので、ID検索が使えなくなる(ただし「LINEモバイル」の格安SIMを契約した場合は使えます)
- 口座引き落としができないので、クレジットカードが必要(デビットカードは不可)
- 利用者同士で電波を分け合っているので、お昼や夜など利用者の数がピークになる時間帯だと通信スピードが若干落ちる
- 無駄なサービスを省いて安くしているぶん、スマホが故障した時のサポートなどが薄い
通信料が安くお得な格安SIMですが、そのサポートが手薄というデメリットも・・・
デメリットは工夫でカバーしよう
どうしたらいいんだろう…
PCメールならこれから先、どこの携帯会社に移動しても同じアドレスを使い続けられますから!
デメリットのいくつかは自分の工夫次第でいくらでもカバーできます。
会話の通りキャリアメールをやめて「gmail」などのPCメールを使うようにしたり、
故障時の保証がなくなるぶんは、スマホが壊れないように頑丈なケースやフィルムで保護したりするなどで対応しましょう。
格安SIMに乗り換えるまでの手順
格安SIMについてはイメージできたでしょうか?
早速、格安SIMに乗り換える手順を説明していきます。
3大キャリア(docomo・SoftBank・au)から格安SIMに乗り換える場合の流れは以下の通りです。
- 「SIMフリースマホ」か「docomoのスマホ」を用意する
- 「MNP予約番号」を発行する
- 契約したい格安SIMの業者を選ぶ
- 店舗まで行くか、ネットを通して契約する
1つ1つ順番に、詳細を書いていきます。
①「SIMフリースマホ」もしくは「docomoのスマホ」を用意しよう
格安SIMを使うためには「SIMフリースマホ」か「docomoのスマホ」を用意する必要があります。
現在docomoのスマホを使っている人ならそのまま乗り換えることができますが、
Softbankかauの場合は新しいスマホを用意しないといけません。
Softbankとauのスマホは「SIMロック」が掛けられていて、格安SIMを刺しても認識してくれないからです。
SoftBankとauの場合でも、最新のスマホかつ購入から6ヶ月以上経過しているスマホであれば、
お店に持って行って「SIMロック解除」をすることで格安SIMが使えるようになります。
▼SIMロック解除ができるスマホかどうかは下記のページで確認できます。
SoftBank:ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除 | SIMロック解除、他社製品でのソフトバンクのご利用について確認する | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク
※ただし「mineo」格安SIMの場合にかぎり、SIMロック解除を行なっていない一部auのスマートフォンでもそのまま利用することができます。
続いて「SIMフリースマホ」を用意するための方法を6つ紹介します。
(方法その1)Amazonなど通販でSIMフリースマホを買う
Amazonや楽天などの通販を通してSIMフリースマホを買うことができます。
ネットで注文すればすぐ手元に届くので、一番手っ取り早い方法ですね。
ただし・・・
「たくさん種類があってわからない、どのSIMフリースマホを買えば良いの?」
という人もいると思うので、参考までに人気の定番SIMフリースマホを3つ紹介しておきます。
一番値段が安い人気モデル「iPhone SE」
こんな人におすすめ!
- とにかく安いiPhoneを使いたい
- 片手で持てる小さめサイズのスマホが欲しい
定番のiPhoneにもSIMフリー版があります。
ここではAmazonと楽天のリンクを貼っていますが、Appleの直営店でも購入することができます。
お友達のしゃなりさんもこのiPhoneを買いました。
12000円で買えるエントリーモデル「Priori3」
こんな人におすすめ!
- インターネットでの調べ物、LINEや電話などでの連絡など、必要最低限しかスマホを使わない人
- ゲーム等の動作が重いアプリケーションを使わない人
1万円ちょっとで買えるSIMフリースマホです。
値段が安いぶん性能も控えめですが、必要最低限のアプリしか使わないのであればこれで十分です。
高性能で人気のSIMフリースマホ「ZenFone 3」
こんな人におすすめ!
- ゲーム等、動作が重いアプリケーションを頻繁に使う人
- 仕事やプライベートで頻繁にスマホを操作している人
SIMフリースマホといったらこれ!と言えるくらい人気の定番モデルで、僕の知人にも使っている人が多いです。
価格が31960円(12/29日時点)とSIMフリースマホの中では真ん中くらいの価格帯ですが、
10万円近くする新型のiPhone7にも劣らないくらい高性能で、コスパ抜群のSIMフリースマホです。
おすすめの3機種以外にもSIMフリースマホはたくさんある
ここではおすすめのSIMフリースマホを3つ紹介しましたが、
他にも色々な種類のSIMフリースマホが販売されています。
3大キャリアと違い2年縛りがないぶん、早くスマホを買い換えても長く使い続けても大丈夫。
他の機種とも比較したい人はAmazon等で「SIMフリー スマホ」のキーワードで調べてみるのがおすすめです。
(方法その2)Apple直営店でSIMフリーのiPhoneを購入する
iPhone派の人はAppleの直営店もしくはAppleの公式ページでSIMフリーのiPhoneを買うことができます。
僕自身もApple直営店でiPhone7を購入しました。
▼直営店で買えるiPhoneの価格は税別で44800円〜107800円と幅があります。
価格は最新モデルを買うのか、型落ちモデルを買うかで変わってきます。
予算に合わせて購入してください。
(方法その3)SIMフリースマホのアウトレット店舗で購入する
「できる限り安くSIMフリースマホを買いたい」という人はアウトレット店で購入するのがオススメ。
中古はもちろん、新品のiPhoneなども販売されていて直営店で買うより安く購入することができます。
(方法その4)フリマサイト、オークションで購入する
メルカリ、ヤフオクなどのフリマサービスでも購入することができます。
新品も出品されていますが、多くは中古品。
中古でも良いからとにかく安く買いたいという方向けです。
(方法その5)GEO、BOOKOFFなど中古のショップで購入する
最近はGEOやBOOKOFFなど中古のショップでもスマホが販売されています。
ただし、中古ショップで「au」「SoftBank」のスマホも販売されてるので間違えないように気をつけてください。
(方法その6)人から譲ってもらう
家族だったり友人だったり、お古になって使われていないスマホが家に眠ったままという人は意外に多いです。
前に書いた通り「SIMフリースマホ」もしくは「docomoのスマホ」である必要がありますが、
条件にマッチすれば一番安上がりな方法です。
(方法その7)格安SIMを契約すると同時にSIMフリースマホも契約する
画像引用元:楽天モバイル
格安SIMを契約すると同時に、スマホ本体もセットで契約することができます。
この場合は3大キャリアと同じく、月々の通信料にスマホ本体の代金が分割で含まれる形になるので、
「今すぐに本体代金を一括払いできないから、分割で支払いたい」という人におすすめです。
②MNP予約番号を用意しよう
現在使っている電話番号をそのまま乗り換えるためには「MNP予約番号」を発行する必要があります。
MNP予約番号を発行する方法は携帯会社ごとに違うので、自分が使っている会社に合わせてMNP予約番号を発行してください。
docomoを使っている場合
docomoを使っている人は、以下の4つ方法どれかでMNP予約番号を発行してください。
- ドコモの携帯から「電話番号:151」に電話する
- 一般の電話から「電話番号:0120-800-000」に電話する
- パソコンから「My docomo 」にログインする
- docomoショップへ行き「MNP予約番号を発行したい」と伝える
▶︎携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)を利用した解約お手続き方法 | お客様サポート | NTTドコモ
auを使っている場合
auを使っている人は、以下の2つ方法どれかでMNP予約番号を発行してください。
- auの携帯、一般での電話から「電話番号:0077-75470」に電話する
- auショップへ行き「MNP予約番号を発行したい」と伝える
▶︎MNPお手続き方法 | ご解約前の注意事項を確認 | au
SoftBankを使っている場合
docomoを使っている人は、以下の3つ方法どれかでMNP予約番号を発行してください。
- SoftBankの携帯から「電話番号:*5533」に電話する
- 一般の電話から「電話番号:0800-100-5533」に電話する
- SoftBankショップへ行き「MNP予約番号を発行したい」と伝える
▶︎ ソフトバンク携帯電話から:「*5533」(通話料無料) 一般電話から:「0800-100-5533」(通話料無料)
ショップまで行くのは手間ですし、先客でお店が混んでいる可能性があるからです。
僕も電話をかけてMNP予約番号を発行しました。
③自分が使う格安SIMの業者を決めよう
580社の中から好きなのを選んでくださいね!
580って多すぎてどれを選べば良いかわからんし!
じゃあとりあえず「ここを選んでおけば間違いない」という人気の3社を紹介しますね。
格安SIM の業者も多く、それぞれ特徴があってプランも料金も違います。
「どの格安SIMを選べば良いのかわからない…」となることもしばしば。
なので僕が使っている格安SIMを含めて、おすすめの格安SIMを3つ紹介します。
FREETEL
- LINE・Twitter・instagram・facebookなど主要なSNSが使い放題になるので、SNSを頻繁に使う人
- 数ある格安SIMの中でも通信スピードが早いと評判、通信スピードの早い格安SIMを使いたい人
現在僕が使っている格安SIMの業者です。
僕以外にも、iPhoneなどガジェット専門のブログを書いているgoriさんやPiteさんもここの格安SIMを使っています。
専門家もこぞって愛用しているというのが安心できますね。
楽天モバイル
- 楽天ポイントでの支払いができるため、楽天を日頃からよく利用している人
- 月々の支払いから100円ごとに1ポイント貯まるので、楽天ポイントを貯めてお得に使いたい人
格安SIM業界ではNo1のシェアを誇る「楽天モバイル」。
テレビでもCMがバンバン流れていますね。
日頃から楽天のサービスを使って居る人であればお得に使うことができます。
LINEモバイル
- LINE・Twitter・instagram・facebookなど主要なSNSが使い放題になるので、SNSを頻繁に使う人
- 数ある格安SIMの中で唯一「年齢認証」に対応しているので、LINEのID検索を使いたい人
- 支払い料金の1%がLINEポイントとして還元されるので、頻繁にスタンプ等を購入する人
現在人なら誰もが知っているであろう「LINE」が運営する格安SIMです。
今回紹介した3つの中で一番新しいサービスかつ、通常の格安SIMでは使えない「LINEのID検索」に対応しています。
僕は現在他社の格安SIMを使っていますが「もしも他の格安SIMに乗り替えろ」と言われたらLINEモバイルにしますね。
④格安SIMを申し込もう
FREETELは近所の家電屋さんに専用窓口があるのでそこで契約しましょう!
格安SIMを契約するための方法は2つです。
- 公式ホームページからインターネット上で契約する
- 直接近くの専用窓口に行って契約する
ただし、格安SIMの業者によっては専用窓口がなくインターネットでしか契約できない業者もあります。
というかネット上でしか契約できない業者が多いです。
先ほど紹介した「LINEモバイル」はインターネット上でしか契約できません。
ここでは「インターネット上での契約」と「窓口での契約」のそれぞれを説明していきます。
※手順②で発行した「MNP予約番号」は契約時に必要です
1、インターネット上で手続きする
インターネット上で契約する場合はそれぞれ格安SIMの公式HPにアクセスしてください。
ネットで契約する場合の流れは以下の通りです
- 公式HPにアクセス
- 使いたいプランを選択
- 登録に必要な名前や住所、MNP予約番号を入力
- 支払いに使うクレジットカード番号を入力
- 本人確認書類の写真を送信
▼申し込みから数日後、指定の住所にSIMカードが配送されます。
2、店頭の窓口に行って契約しよう
今回紹介した「FREETEL」「楽天モバイル」であれば店舗があります。
僕はインターネットで契約するのは面倒だし配送まで時間がかかるのが嫌だったので、
近所のヨドバシカメラにある窓口で契約しました。
下記のページから店舗を探して、近くの窓口まで行きましょう。
手に入れたSIMカードをスマホに挿そう
契約お疲れ様でした!
ようこそ格安SIMの世界へ!
(注意)乗り換えで途中解約金がかかるとしても気にするな!解約金を払っても数ヶ月で元が取れる
一般的に3代キャリアで契約していると、途中解約金や手数料で10000円以上取られてしまいます。
しかも解約金が0円になるタイミングは契約から2年後の更新月だけです。
この記事で紹介した3人のように月々のスマホ代に8000円以上払っている場合、
格安SIMに乗り換えると月々のスマホ代を4000円〜8000円程度節約できるはずです。
高い違約金や手数料を払ったとしても、格安SIMに乗り換えれば数ヶ月で元が取れます。
乗り換えるならできる限り早く乗り換えた方がお得ですね。
(おわりに)格安SIMで浮いたの年間72000円ぶんのお金、何に使う?
新しいスマホって使い心地いいね!
ありがとう、しぶ!
それって年間にしたら72000円以上も好きに使えるお金が増えたってことですよ?!
1年で72000円も浮けば家族で旅行にだって行けるし、豪華に外食だって行けちゃいますよ…
なので浮いたぶんのお金で僕にお肉を奢ってください♡
・・・後日、大好物の牛タンをご馳走になりました。
本来ならドブに捨てていたはずのお金を、自分の好きなことに有効活用できるって素晴らしいですね。
牛タン美味しかったな〜!
月々のスマホ代が1600円まで下がってとても喜んでもらえたんです。