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※この記事はYoutube動画を、内容そのままに書き起こした文章です。
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ミニマリストしぶです。「無駄な持ち物を増やさないように、慎重に買い物をしよう」という意見についてお話します。
- 必要だと思ったものにはすぐに買うべき
- 直感は90%の確率で当たる
- 失敗は早いうちにした方がいい
慎重に買い物するより、回数を減らす
慎重な買い物は即断即決できないということなので、失敗すると思います。
そもそも買い物を慎重にするよりも、買い物の回数を減らす方が大事ですね。
買い物は自分の必要な物がわかっているから買いに行くのであって、給料日だからといってショッピングモールに行くと誘惑されて無駄な物を買っちゃうことになりかねません。
僕は即断即決できるものしか買わないというポリシーを持っていて、逆にちょっとでも迷ったら買いません。
必要だと思ったものにはすぐに買う
最近買ってよかったのは鉄フライパン「JIU」。調理した後に取っ手を外してお皿として使えるミニマルなフライパンです。
黒い食器が欲しいと思っていたタイミングでインテリア好きな友達に勧められて、大きさなどの必要最低限だけ調べて15分もしないうちに予約注文した覚えがあります。
今2019年に買ってよかったものランキングのダントツ1位で、もっと早く買っておけばよかったと思うくらいです。
慎重になって買おうと思ったら、「もっと早く買っておけばよかった」と後悔してたはずなんですよね。
迷うことや、判断を後伸ばしにするのはエネルギーを使うので、僕は絶対に必要だと思ったものにはすぐに買うようにしています。
直感は90%の確率で当たる
メンタリストDaiGoさんの「直感力」から引用すると、イスラエルの大学の研究の結果によると、いる・いらないの直感は90%の確率で当たるという研究結果があります。
直感は人が今までインプットしてきた知識や経験してきたことのデータベースにしているので、科学的な根拠があるんですよ。
例えば、僕は白黒以外の服は買わないと瞬時に判断ができるようになっています。
もともと服が好きだった時代に、いろんな服を着ては手放して買っていたんですね。その結果、大人っぽくてかっこいい、TPOに合わせやすいなどの理由で白黒の服がいいと直感で判断できるようになりました。
また、アメリカでは生涯離婚率は50%なのにも関わらず、一目惚れで結婚すると男性は20%、女子は10%とが離婚率が低いという研究があります。
最近も篠田麻里子さんが初めてのデートでプロポーズされて結婚し、決め手がお互い玄米を食べて育ったからと話題になりましたよね。一目惚れや直感で選ぶことはかなり理にかなっているので、科学的に見ると長続きするのではないかと思います。
世の中のカップルは出会って3ヶ月以内に付き合い始めていて、逆に3ヶ月を過ぎると友達になって付き合えないと言われたりもしていますね。
失敗は早いうちにした方がいい
人って本当に必要なものは即断即決できるので、逆に後伸ばしにするってことはいらないってことなんですよね。
かといって直感の10%は外れるわけですが、捨てることに迷ったり、買うのに躊躇してしまったりするのは、失敗が怖いという前提があると思います。
だからこそ失敗は早いうちにした方がいいんです。
僕自身も振り返ってみると中学受験失敗したり、大学受験失敗したり、親が自己破産して貧困な環境になっちゃたりした経験があるから、ミニマルな生活の良さに気づくことができました。
洗濯機もすごく便利だけど、場所をとるし、引っ越しも大変だと思って1回友達に譲ったんです。でも僕の人生において家事をあまりしたくないことに気づいて2度買い直しましたが、満足しています。
みなさんにはできるだけ即断即決をして物を選び、なぜ買うことになったのかの原因の分析をセットにして欲しいです。
この服は自分の肌やファッションに合わなかったとか、セールで安く買ったから愛せなかったなど、データベースとして貯めていけば、自分の直感力も高まっていきます。
必要最低限の物を見極めるためには、ある程度無駄を知っておかないといけないので、自分がいいと思ったものに関してはすぐに買った方が人生豊かなのではないでしょうか。
文章:伊藤美咲
編集:ミニマリストしぶ