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「いつもの仲間と、いつもの店で、いつもの話をし始めたら、それは人生の無駄」
これは僕が強く共感している、東進予備校の講師である林修先生の言葉です。
友達が少ないことが自慢というか。
本当に気があう、価値のあう人間が、世の中に何人もいるわけがない。
とすると、友達が多いと、どっかで合わせてる人がだんだん増えてくると。
そういう人と居ると楽しいんで、いつもの仲間と、いつもの店で、いつもの話をし始めたら、それは人生の無駄と。
例えば高校野球の仲間と集まると、いつまでたっても「またあの甲子園なぁ〜」って、それもう38回目だろうと。
1回減らしても人生に影響はない。
ようは「友達が少ないって良いよね」という話です。
友達が少なかったら、惰性の飲み会とかに誘われないで済むし、それだけ馴れ合いの時間を減らせる。
実際、科学的に見ても「友達が少ない」ことは良しとされています。
学術誌「Child Development」に発表された研究結果によると、10代のときに狭く深い友情を育んだ人は、広く浅い交友関係を築いた人に比べて、25歳の時点で自尊心がより高く、社会不安がより小さかった
友達が少ない方がいい…という話は他にも、「友達の数は150が限界」というデータもあるくらい。(ダンバー数)
・・・それに科学的根拠を差し引いても、僕は「友達が少ない人の方が信頼できるよなぁ」と思います。
それだけ慎重に人を選んでいる、きちんと「NO」と断れる勇気を持っている証ですから。
つまりは「付き合うべき人と、付き合うべき時に、最低限だけ付き合えればそれでいい」のだから、無理に友達を増やそうとする必要はないということ。
友達付き合いが変化していっても、本当に気の合う人との付き合いは残り続ける、「縁」なんてそんなもん。
友達が少ないは正義です。