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「次に買うドライヤーは絶対にこれだ」
2017年の5月に発表会が行われ、それを見た時からずっと「欲しい」と思っていたヘアドライヤーがあります。
それがDysonの「Supersonic」です。
羽のない扇風機のような、ドライヤーらしからぬデザインが印象的。
パッケージのカバーを取ると、清潔感の漂う白い箱がおでまし。
Apple製品のような、開封というイベントでワクワクさせてくれるデザインです。
真っ白い箱には「Dyson」の文字がプリントされたロゴが。
ロゴを強調するために、真っ白なパッケージになっているあたりがミニマム。
箱を開けると「神は細部に宿る」を具体化したような、丁寧でスッキリとした梱包が。
Apple製品を開封するときのようなワクワク感が、この箱には詰まっています。
本体の紹介に移ります。
「Supersonic」は一般的なドライヤーのように、ヘッド部分が存在せず中は空洞が設けられています。
ボタンは全部で4つ。
開発にあたってかなり胃意識された部分で、一目見た時に4つのボタン全てが集約されてあり、何がどのボタンかわかるようなデザインになっています。
電源ONにすると、各種ゲージが点滅します。
白いゲージが風量、赤が温度で最大3段階の調節が可能です。
ダイソンには3種類のアタッチメントが付いています。
風向を調整するのに使うもの。
風向調整のアタッチメント。細め/太めの2種類。
カール用アタッチメント。
コンセント部分の端子もしっかりとデザインされています。
実際に使用してみての感想
手に入れてから3週間ほど経つのですが、実際に使って見ての感想をまとめておきます。
デザインの魅力は伝わったと思うので、性能面についてお話します。
台風のような強い風量で、およそ半分の時間で乾く
MAX時はまるで「台風」のような激しい風量、最小パワーでも一般ドライヤーのMAXレベルの風量はあります。
世界中どこを探しても、2017年時点で「Supersonic」を超える風量のドライヤーは存在しないのではないかと。
とにかく髪の乾燥にかける時間が、体感として1/2まで短くなりました。
それと女性の愛用者から聞いた話なのですが「10〜12分かかっていたのが5分くらいに短縮された」とのこと。
髪が長い女性は特に、強い風量の恩恵を受けられるはず。
ドライヤーとしては破格の価格、5万円が高い。
ヘアドライヤーは高級なモデルでも2万〜3万が相場ですが、その相場を優に超えています。
実売価格は48600円(税込)で、僕はアマゾンにて44799円で購入しました。
基本的にドライヤーは故障するまでずっと使える代物で、実家のドライヤーも10年近く動いています。
7年〜10年は使えると考えて、「モノへの投資」として考えればアリな金額かと。
大風量の代償、モーターも大音量。
風量が強いぶん、ドライヤーから出る音も大音量。掃除機くらいの音をイメージして頂ければ。
壁の薄いアパート等だと、深夜に使うには気を使うレベル。
さらに本体の中にパーツがぎっしり詰まっているためか、ドライヤー自体が重い。
男性の僕は気にならない程度の重みですが、女性だと気になる重さかも。
手に取った母親が「これ重いね」と言っていました。
ミニマルが際立つ、一生物のドライヤー
実はダイソンの製品を買うのは僕自身、今回が2回目。
前回に買ったコードレス掃除機も凄まじい吸引力でしたが、加えて「掃除機に見えない」デザインに惹かれて購入したのを、今でも覚えています。
そんなダイソンはApple製品みたく、所有する喜びや満足感を与えてくれる点、毎日の”暮らしをデザイン”してくれる点がお気に入り。
Supersonicは「ドライヤーはこうある物」という概念を変えてくれる、そんなデザイン。
ドライヤーだって毎日使う家電の1つで暮らしに馴染むものだからこそ、こだわりたい一品です。
新生活が始まるこのタミングで、一生物のドライヤーと巡りあうことができました。