エアリーマットレスをレビュー。色々試したけど寝心地はこれが1番でした。

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ミニマリストしぶ

少ない物で身軽に生活をすること、ミニマルデザインなグッズを収集するのが趣味。座右の銘も「少数精鋭」です。■ 「less is _ jp」監修デザイナー ■ Minimal Arts Inc 代表取締 ■ 著書「手ぶらで生きる」
「エアリーマットレスの使い心地が気になる」

「ミニマリストにおすすめのマットレスを知りたい」

この記事はそんな疑問を持つ方へ向けて書いています。

どうも、1年でマットレスを3回買い換えたしぶです。(@minimalist_sibu

先日アイリスオーヤマの”エアリーマットレス”を購入しました。

「ミニマリストのマットレス=エアリーマットレス」

そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

実際、検索エンジンに”エアリーマットレス”を入力すると関連語にミニマリストが出てくるほど。

他のミニマリストブロガーさんもエアリーマットレスを使っているという話はよく聞きます。

そんな人気のエアリーマットレスを、この記事では僕が過去に使用してきた2種類のマットレスと比較しつつ、

実際に使用してみて感じた寝心地や使い勝手について書いていきます。

 

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実際に使ってみて感じたエアリーマットレスの魅力

3つ折り仕様のマットレスだから収納も簡単

こちらが開封前のエアリーマットレス。

取っ手のついた黒い袋に入っているので、持ち運んでの移動も簡単です。

 

厚みも十分に5cmあるので、体重50kgの僕の場合であればフローリングにマットレスを直置きしても床まで沈むことなく睡眠できます。

 

▼過去に厚み3cmのマットレスを使っていたことがありますが、薄すぎるがために寝転がった際に体が床にまで接していました。

おまけに半年ちょっとの使用でここまで劣化してしましました。腰回りを支える中心が沈んでますね。

寝心地・耐久度を考えると、マットレス1枚を床に直起きして使用するなら5cmの厚みは欲しいと感じました。

エアリーマットレスは厚み5cmなので直置きするにも丁度良いですね。

 

気温に合わせて使い分けができる表裏リバーシブルの生地が便利

僕がエアリーマットレスを欲しいと思った決め手の1つ。

表が冬用のニット&わた生地、裏が夏用のメッシュ生地になっているので気温に合わせて2通りの使い方ができます。

 

画像左側が冬用のニット素材、右側が夏用のメッシュ素材です。

一人二役な機能のおかげで夏用・冬様シーツなど余分に持つ必要がないのでエアリーマットレス1枚と布団さえあれば十分に温度調節が可能です。

 

間近で見るとこんな具合です。

1枚で色々なシチュエーションに対応できるというオールインワンな設計が、エアリーマットレスがミニマリストに愛されている理由なのかもしれません。

 

スプリングマットレスのような反発感がたまらない

エアリーマットレスはとにかく寝心地が良い

買ってすぐに寝っ転がって、その気持ち良い寝心地に感動したのを覚えています。めちゃくちゃ反発しますね。

例えるなら、ニトリで使っていたマットレスはスポンジのように控えめな反発をしていましたが、

エアリーマットレスはバネのようにビヨンビヨン反発してくれるので寝心地が気持ち良い!

 

この心地よい寝心地を実現しているのが中綿に使われている「エアロキューブ」という素材で、エアリーマットレスの最大のウリでもあります。

エアロキューブは通気性が高く反発力の高い素材で耐久性も高いですし、画像のようにマットレス内部のエアロキューブを取り出して簡単に丸洗いできるようになっています。

エアロキューブは3分割されているので、小分けにしてコンパクトに洗濯機へ放り込むことができます。

常に清潔に使いたい、頻繁に選択するという人には嬉しい設計ですね。

 

マットレス本体が軽くて楽に立てかけられる

エアリーマットレスは”エアリー”の名前の通り、マットレス本体がとにかく軽い。

本体が軽いおかげで折りたたみと収納が苦にならないです。軽いは正義。

ベッドではなくマットレスを選んでいる人の多くが「使わないときは折りたたんで収納したい」と考えていると思うのですが、

その点エアリーマットレスはこまめに収納したいと考えている人には最適なマットレスです。

 

それにマットレスは通常、床に置きっぱなしにすると湿気が篭ってカビやすくなってしまいますが

エアリーマットレス自体が通気性の良い作りになっている上、立て掛けるのも簡単なので清潔に使いつづけることができます。

 

エアリーマットレスに15000円の価値はあるのか?

2017年2月14日現在、エアリーマットレスの価格はAmazonの最安価格で14457円です。およそ15000円。

上を見ていたらキリがないのですが、厚み5cmの薄型マットレスとしては高価な部類に入ると思います。

僕もエアリーマットレスを買い換える前に使っていたニトリのマットレスなんて3000円以下でしたし、

ホームセンターにいくと「布団3点セットで5980円」みたいなセット商品をよく見かけます。

なので「薄型マットレス1枚に15000円は高いなぁ…マットレスなんて他社でも売ってるし別に安い物を買えば良くないか?」

そう思って今までずっと購入を後回しにしてましたが、実際に使用してみて「やっぱり値段が高い物にはそれなりの理由があるのだなぁ」としみじみ実感しています。

 

とにかく反発力が高く体圧分散がしっかりしているので寝返りを打ったときの圧迫感も感じませんし、腰への負担もだいぶ減ったのがよくわかります。

エアリーマットレスに買い換えてから明らかに寝起きが良くなっています。寝具って大事。

良く聞く決まり文句ですが、人間は人生の1/3を寝具の上で過ごす生き物。

多少高い買い物をしてでも睡眠環境を整えて睡眠の質を高めたいと考えている人ならエアリーマットレスに満足できるはすです。

 

他社製マットレスとの比較

僕は一人暮らしを始めてこの1年以内にマットレスを3種類書い直しています。

過去に使用したマットレスとエアリーマットレスを比べた使い心地も書き残しておきます。

 

「タンスのゲン」の高反発マットレス

僕が初めて購入したのは有名家具メーカー「タンスのゲン」のマットレスです。

楽天市場でも常に上位の定番アイテムで、4000円台とリーズナブルな価格にも関わらず厚みがあって寝心地は良好。

コスパだけで見ればかなり優れたマットレスですが、折り畳みができず本体重量も重いので収納しにくいのがネックでした。

もし僕がミニマリストではなく、マットレスを出しっ放しにしたりベッドと併用で使う場合であればこれでも満足できたでしょう。

 

「ニトリ」の6つ折りマットレス

6つ折りできるできるマットレスで超超超コンパクトに折りたたみできます。

ただし厚みが3cmと薄く、床に直置きする場合1枚では沈みに耐えられず寝心地が悪かったです。

 

冒頭でもお見せしましたが、薄すぎてもすぐに劣化しています。

1枚では僕の体重を支えることができず、結局2枚同じ物を購入して重ねて使用していました。

どうせ重ねて使うなら厚みがあるマットレスを1枚にするほうが良いよなと反省。

省スペース収納 6つ折りマットレス 厚さ3cm | ニトリ公式通販

 

種類豊富なエアリーマットレスからどれを選ぶべきか

エアリーマットレスは種類豊富で僕もどれを買えば良いのか迷ったのですが、

ミニマリストが選ぶべきは表裏のリバーシブル設計になったハイブリット版「MAR-S」で間違いないです。

僕が購入した型はエアリーマットレスの中でも一番売れている定番アイテム。

体重50kgの僕がマットレス1枚を床に直置きして使う場合、厚みは5cmで十分でした。

逆に体重が重めで浮き沈みが気になる、厚みのあるマットレスが好きな場合は厚み9cm版の「B90-S」を選びましょう。

ただし厚み9cm版はお値段が23178円と値段も約1万円高くなり、そのぶん重みも増すので注意。

※2017年2月14日時点のAmazon最安価格

 

(終わりに)ミニマリスト御用達のマットレスは寝心地バツグンの寝具でした

昔の僕はこんな風に思っていました。

「ミニマリストのマットレス=エアリーマットレス」なのは何で?他にも色んなマットレスあるじゃん!

ずっと前からエアリーマットレスが人気を理解できてなかったんですよね。

それで実際に使ってみてわかったエアリーマットレスの魅力を簡単にまとめるとこんな感じでした。

  • 折り畳みできるコンパクト設計な上、抱えても苦にならない軽さ
  • 床に直置きできる、程よい厚みとふわふわな寝心地
  • 夏でも冬でも使えるオールインワンな設計

寝るために最小限の作りなのに、寝心地も使い勝手も最大限。

エアリーマットレスはミニマリスト御用達の人気アイテムということもあり、買って満足のいく寝具でした。

寝具選びで悩んでいるミニマリストの方、睡眠環境に投資したいと考えている人はエアリーマットレスを検討してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに半年間お世話になった過去のマットレスとはお別れを告げました。

今までありがとう〜