最終更新日: 2017/01/05

お金の無駄遣いをやめるために知っておくべき最強の対策法。

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ミニマリストしぶ

ミニマリストしぶ

"Minimalist"代表。福岡県出身の1995年生まれ。現在は東京都内のシェアハウスにてキャリーバッグ1つに収まる持ち物で生活している。

「脳科学を使ってお金の無駄使いをやめよう!」という内容の本が実用的で面白かったので紹介します。

お金の無駄遣いをやめるための対策法、それは「脳の仕組み」を知っておくことなんです。

 

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脳は「ムダづかいしたがる」ようにできている

たとえば、お店のレベルも味もほとんど同じ、2軒の飲食店A、Bがあったとします。

Aでは、一人分のコースが5000円でした。Bでは、同様のコースに6500円の値段がつけられていますが、誰でも手に入るクーポン券で1500円の値下げをしてくれます。

さて、AとBでは、どちらのほうが「得だ」と感じますか? 食事をしたときの「満足感」はどうでしょうか?

さらに、インターネット上で、Bの口コミの評価が高かったらどうでしょう?  客観的に見れば、どちらのお店も同じような料理を同じ値段で食べられるのですから、得でも損でもありません。

でも私たちの脳は、Bのほうを「得だ」と感じ、満足度が高いと判断しがちです。

ふだんは「一人分のコースが5000円なんて、ちょっと高い」と考える人でも、Bに関しては、「1500円も値下げしているなら、行ってみてもいいかも」なんて考えてしまいやすくなるのです。

「ホットペッパー」や「食べログ」で調べると良くクーポン配布しているお店がありますよね。

クーポン限定の特別コース1000円引き!なんて見るとついお得な気分になってそのお店に決めてしまう、あるあるですね。

 

売る側が脳のクセを利用して「買わせよう」「お金を使わせよう」としているのに、買う側は自分の脳のクセの存在にすら気づいていない。

この現状を知っても、まだあなたは今のままで、これからの世の中を、何にも操られることなく、自由に選んで生きていけると、自信を持って言い切れるでしょうか。

もう手のひらで踊らされる消費者にはなりたくない!

企業やお店は少しでも売り上げをあげようと創意工夫を凝らしています。

例えば色の心理学、飲食店であれば消費者の食欲を掻き立てるオレンジ色のロゴを採用しています。

▶︎ガッキーも着ている、異性にモテる服の色とは?知っておきたい色の心理学 | シブシブ

巧みな戦略に誘惑されて本当は食べたくもない、欲しくもない商品を買ってしまう。

 

本当の贅沢というのは、心から欲する「モノ」や「体験」を自分で選び、大切なものに囲まれて暮らす中にあると私は考えています。

「貯金をしようと思っているのに、毎月の生活費のやりくりで大変!」

「街に出ると、何かを買わないと気がすまない」

「ネットショッピングで買いすぎてしまって……反省です」

私たちを悩ませる「ムダづかいグセ」。おそらく、改善したい! と思っている人も多いでしょう。

本当に心の底から欲しいと思える物を買えているならそれで良いんです。

でも大半の人は「周りが買っているから」「買い物しないと寂しいから」と適当な理由でお金を使ってしまう。

僕たちがマジシャンのテクニックを見抜けないのと同じで、脳は本質的に「周りに流されやすい」という特徴がある。

 

一度、脳が思い込みにとらわれてしまうと、どんなにその対応策を説明しても、いまいち自分のことのように捉えられなくなります。

「へえ、そんな販売戦略があるのね」 「そんなふうにお金をムダづかいしちゃう人もいるんだ!」 と感じるくらいで、「今まさに自分が引っかかっている」ということを自覚できないのです。

どうして、どういう時に自分がお金を使い過ぎてしまうのか。

自分の購買意欲を掻き立てる為に販売する側がどんな戦略を使っているのか。

それで「自分の脳がいかに騙されているのか」把握できるようになれば、ムダ使いは減らせるようになるんですね。

 

オークションにハマるのは「他者との競争に勝った」という優越感のせい

オークションは、他人と競りをする行為がゲーム感覚にも似ていて、「他人に勝った」という優越感と「安く買えた」というお得感のダブル効果があります。

それでますます、脳はドーパミンの分泌が促されます。

また、フリマは、目的のものを、なるべく安くいい状態で手に入れるところが「宝探し」に似ています。

「見つけた」という達成感と「安く買えた」というお得感で、ドーパミンがますます分泌されるのです。

オークションを使うのは「お店で買うよりも安いから」。

そう思って使っていたはずのオークションも実は「他人を蹴落として自分が商品を落札」するというゲーム感覚に魅了されているという側面があったのです。。

 

ドーパミンの影響を最小限にするには、その対象から距離を置くことが基本です。

タバコやお酒がどうしてもやめられない人は、タバコやお酒を遠ざけるしかありません。

同様に、ストレスが溜まるとつい買い物に走りがちな人は、快楽を得るためのショッピングから距離を置きましょう。

安いからといって何でもオークションで購入しては、つい不要なものまで手を伸ばして、しまいにはゴミだらけに・・・

オークションに限らず、酒やタバコ、甘いお菓子やシャンクフードなどなど依存性の強いものは全部、

ドーパミンによる快感を得る為に惰性で続けている物なんです。

 

節約のための家計簿も予算を組まなきゃ効果がない

もし、家計簿で出費を減らしたいと考えているのなら、漠然と記録するのではなく、「食費は月々いくらまで」「交際費はいくらまで」と具体的に予算を決めましょう。

あるいは、「毎月絶対、○○円貯金する」と前もって目標を立て、その分のお金を抜いてしまうことです。

もし「このままだと今月は目標を達成できないな。でも、これが欲しいな。買っちゃおうかな」という気持ちが芽生えたとしたら、そのときは「正常性バイアス」が働いています。

それがわかるだけで、「いけない、脳にだまされている」と思い直すことができるはずです。

「今月は〇円以内の出費に抑える!」とアバウトな計画ではなく、

「今月の食費は〇円、交際費は◯円、娯楽費は◯円」と項目ごとに予具体的な算を決めておけってことですね。

 

SNSのやり過ぎがお金のムダ使いに繋がる

他人の自己顕示欲が、なぜ自分の出費につながるのか?  また、SNSが広まるにつれて、自己顕示欲をアピールできる場が増えました。

たとえば、「○○を食べました」「○○に行きました」などの投稿ばかりしている人はいませんか?

何でもない投稿のように見えて、これも軽い自己顕示欲の表れです。

SNSが私たちの生活に入り込むようになってから、この「マイルド自己顕示欲」は一気に増殖しました。

心の奥底に誰もが多かれ少なかれ持っている、「誰かに認められたい」「すごいと思われたい」「褒められたい」「特別と思われたい」という気持ちが、SNSによって、心理的にも物理的にも簡単に、人目にさらされることになったのです。

最近は「SNS栄えする〜」といったうたい文句をよく見かけるようになりました。

「SNSに載せて自慢する前提で物を買う」これほど勿体ないお金の使い方は他にないでしょう。

自己刑事欲が強すぎるのも怖い・・・

 

さらに、SNSで他人の「リア充」ぶりを見ると、「いいな」「うらやましいな」という気持ちや、あの人はこんなに充実しているのに、私は……」というような気分になりがちです。

私たちの脳は何かの価値を判断するときに、「他のものと比べてどうか」というはかり方をします。

それで、毎日の充実度など、本来ならば他人と比べることに意味のないようなことについても、「他人と比べて自分はどうか」という判断をしてしまうのです。

どんなにお金をかけても、心の不安は取り除けない  自己顕示欲が強くなるのは、自分に自信のない証拠です。  そのままの自分を肯定できていれば、アピールする必要はないでしょう。どんなに他人がすごくても、自分の価値は変わりません。自然体のままで、ちゃんと評価を得られるものです。

他人と比較して劣等感を感じやすい人はSNSを見ないようにしたほうが良いですね。

どうせSNSを見るんだったら、自分の周りの友達とかじゃなくて、遠い存在の芸能人や著名人のSNSを見る程度に留めておけば、自分とのギャップも感じないで済みます。

 

で、自分に付加価値をつけようとして、必死に着飾ったり、誰よりも早く新製品を手に入れようと躍起になって散財するのです。

自己顕示欲を満たすための散財には、際限がありません。

どんなにお金をかけて、「自分ってすごい」と思えても、次の瞬間にはその栄光は過去のものになってしまいます。

すると、次の栄光を手に入れるためには、より多くのお金や時間をかけるしかないのです。

「みんなちがって、みんないい」  これは、金子みすゞさんの詩「わたしと小鳥とすずと」の一節です。 本当は、「すごい人」のフリをする必要なんてまったくないのです。

見栄ってこわいですね・・・

お金を使うときに「これは周りに自慢したくて買おうとしてるんじゃない?」と自問すれば、本当に欲しいものがわかるようになります。

 

「ここで辞めたらもったいない」と思ったら損切りしよう

毎週発売される雑誌を買うと、部品がついてくる。それをそろえるとミニチュアの車やお城ができたり、編み物作品が完成したり……という商品があります。あなたは買い集めたことがありますか?

実は私もこれまでに何度か、「いいかも」と思ったシリーズがあります。でも、結局買うのをやめました。なぜなら、完成させるためには100号以上に渡って買い続ける必要があり、総額は軽く10万円を超えてしまうからです。

なぜ「ちょっといいかも」くらいのものを毎号毎号買い続けてしまうのか。

それは、「少しずつ部品をそろえる」という商品の性格によります。

こういった商品の創刊号はだいたい通常の半額以下で売られていますよね。

このときに少し興味を持って、数号買ってしまったが最後、私たちはどんどんとやめられなくなってしまうのです。

このような心理を、「サンクコスト(埋没費用)効果」といいます。 「サンクコスト効果」は別名「コンコルド効果」ともいわれます。

昔は好きで読んでいた漫画も、最後まで揃えないと損な気がするから・・・

そう思って面白くもない作品を惰性で買い続けてしまう。

お金も時間もムダです。

 

サンクコスト効果の恐ろしいところは、それをやめるときには「もったいない」という強い思いが生まれることです。

でも、たとえば10冊買った雑誌のために、残り90冊を買わなければいけないとしたら、買い続けるほうが「もったいない」ですよね。

惰性で買い続けているものは、たとえ完結まであと5冊だとしても、本当は「もったいない」のです。

これまでかけた10冊分が実際以上に大変なことに感じられてしまって、引き返す判断が難しくなる。

「私は冷静に判断できている」と思っている人ほど、その心理の罠にひっかかりやすくなります。

「もったいない」と思ったときには、その後の自分の行動を客観的に判断するように気持ちを切り替えましょう。

映画に行った際のあるあるですね。「せっかくお金を払って入場したんだから最後まで見ないと・・・」

そう思って最後まで見たけど、結局面白くなくて時間を損した気分に。

「もったいない」と感じても素直に損切りしたほうが、結果的にお得だったということは良くありますね。

 

この記事で使った参考文献、引用元

お金を使わせる為の企業の戦略や、お金をムダ使いしたがる脳のしくみにちて知りたい方はぜひ。

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